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東京桜ウオッチ その6


地下鉄九段下駅で降りとすぐに桜が出迎えてくれます。まずは牛ケ淵から武道館方面を…。

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牛ケ淵の桜と武道館。

皇居周辺の桜の多くはソメイヨシノです。日本を代表する桜ソメイヨシノは、幕末期に染井の植木屋がエドヒガンとオオシマザクラを交配して作出したものとされています。ソメイヨシノの名前の由来は桜の名所吉野山にちなんでいます。当初は単に「吉野」と呼ばれていたのですが、吉野山の桜はヤマザクラなので混同される恐れがあり、作出地の染井の地名を頭に持ってきてソメイヨシノと命名したのです。

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桜。

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桜とお濠。

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桜とお濠をもう一枚。

皇居の桜はさすが日本の中心だけあって実にゴージャスです。ただ、写真では実感をお伝えすることができません。行っていただくしかありませんね。(もう現時点ではかなり散っていますが…)

皇居周辺は以前にも行ったことがあります。その時は今回よりもっと素晴らしく、幻想的な感じがしていました。今回で幻想的な雰囲気が感じられなかったのはなぜか、良くわかりません。多分、微妙な気象の違いとか開花時期が心象風景に影響を与えていたのでしょう。

そんな皇居もかつては江戸城で、徳川将軍家の居城でした。六義園に頻繁に訪れた将軍綱吉は、大手門を出て現在の外堀通りを通り、昌平橋の袂まで来た後、橋の手前を右へ曲がり、筋違御門から筋違橋を渡っていったのでしょう。そして神田から本郷に入り弥生町交差点の先で日光へと続く御成道(岩槻街道)を進み六義園に至ったのです。

岩槻街道に沿っては加賀屋敷(現在は本郷の東大)、柳沢吉保邸(六義園)、藤堂下屋敷など広大な庭園を持った大名屋敷も多く、それらの花卉需要にこたえる供給地として染井は発展していったと思われます。

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東京桜ウオッチ その5


六義園を回遊して藤代峠に到着しました。全体のほぼ半分が終わったところです。

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藤代峠からの眺望。残念ながらビルが見えてしまっています。

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ビルを見えないようにしてもう一枚。

駆け足で残り半分を見ていきます。

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橋。

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松。もう正面に戻ってしまいました。

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もう一度正面から。

入場料300円でこれだけ楽しめるのですから、六義園はやはり屈指の名園と言えるでしょう。ただ、庭園の性質上桜のみを楽しむことにはなりません。春の名園散歩としておきます。六義園を後にして駒込駅に戻り、地下鉄南北線から飯田橋で東西線に乗り換え九段下に向かいます。そう、皇居の桜ウオッチです。それにしても地下鉄で東西南北を走る?とは何となく面白い。

東京桜ウオッチ その4


六義園の園内を歩いていると、土佐ミズキの古木が目に入りました。

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土佐ミズキです。

この木は我が家の庭にも植えこんであるのですが、一向に成長しません。今年は花付きも悪くなってしまいました。このような古木になるには数百年の年月を要するのでしょうか?或いは成育環境の差?

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桜です。

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茶店の前にある桜の古木。

多くの方が桜を撮影しておられました。茶店は前回アップした蓬莱島の背後にほんの一部分だけ写っています。茶店の佇まいも趣があり、中に入って抹茶と和菓子を頂きました。500円なので安いと思います。

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松。茶店の座った位置から写しています。

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水鳥もいたけれど、名前は忘れました…。

六義園は回遊式庭園ですが、まだ三分の一程度を歩いただけです。ゆっくりと将軍綱吉にでもなった気分で歩くといいですね。しかし、江戸上から駒込までは結構な距離があるのに、頻繁に訪問していたとはよほど染子に執着があったのでしょうか?

ところで、六義園の駒込駅側の門は染井門と呼ばれています。これは駒込染井村にちなんでいるのでしょう。そして記事のテーマとなっている桜の代表的品種ソメイヨシノはこの地の植木職人が作出したものとされています。だとすれば、染子の名前も染井にちなんでいるのでしょうか?まあ実在した人物ではあるものの、彼女の姿は伝説の領域に近いので、染井にちなんでいる可能性もありそうです…。

記事カテゴリの「桜」、染井村、染井門、染子、全部が繋がっているとしたら面白いですね。

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東京桜ウオッチ その3


桜も既に散り始めていますが、桜ウオッチはまだまだ続きます。六義園の池の中にはアーチ型の石の島が見えています。水石に見立てればば洞門タイプとでも言うのでしょうか?

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池の中の洞門石。実際の名前は徐福が渡来した「蓬莱島」です。

なぜか以前に見たものと風情が異なっています。前はもっと趣のある姿だったような気がしていたのですが…。解説板を見てみましょう。

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解説板。

3.11の大震災で石組が崩れ松も倒れたとあります。元の姿を早く取り戻して欲しいですね。池の前を離れ、滝のある場所に進みます。すると…、

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名石が据えられていました。

花崗岩系の石でしょうか?だとすれば、鞍馬石?

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前回もアップした枝垂桜を別の角度から。

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東京桜ウオッチ その2


昨日急きょ覗き猫をアップしたので桜見物の記事が一日遅れました。このままでは、桜が散ってからも桜見物記事が続きそうな気配です。そんな心配をしつつ六義園を続けましょう。

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園内にはこんな椿もありました。オトメツバキと言うらしい。

六義園の正門を潜ると前面に広大な庭園が見えてきます。背後にビルなどが見えないのは好ましいですね。

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庭園。ほぼ正面から撮影しています。中島は妹背山と呼ばれています。

柳沢吉保が庭園を完成させた後、将軍綱吉は頻繁にここを訪問しました。公式記録だけでも何と58回訪問しているとか。吉保がいかに重用されたかがわかりますね。もちろんこの庭園が当時天下一のものだったという理由もあるでしょう。もしかしたら、綱吉の彼女が柳沢吉保邸にいたのではないでしょうか?

例えば吉保の側室飯塚染子。彼女は吉保が綱吉から拝領した女性です。綱吉は下げ渡してからもしばしば染子を求めたようです。吉保は吉保でそれをうまく利用して幕府の中で強大な権勢を持つようになりました。名庭園の陰に女ありですね。

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妹背山をやや斜めから。

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ズームして。

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よく手入れされ形が整った赤松。

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赤松をズーム。

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桜が登場していないので、やたら背の高い枝垂桜を…。

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