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パワースポット探訪記 その3


今回は死海周辺地域と諏訪湖との不思議な関係についてです。できるだけ短く纏めたつもりですが、やや長い記事になってしまいました。

旧約聖書にはアブラハムのイサク奉献という記述があり、内容は次の通りです。

アブラハムは神から、モリヤ(イスラエルのこと)にある山に行き息子イサクを全焼の生贄として捧げなさい、と命じられます。

アブラハムは神に命じられた山に祭壇を築き、薪の上に愛する息子イサクを乗せて縛ります。そしてアブラハムはナイフを手に取り、イサクを屠ろうとしました。
するとそこに天使が現れ、アブラハムの神を畏れる気持ちは明らかになった、とイサクを屠るのを止めさせたのです。
アブラハムが周囲を見まわすと雄羊がいたので、彼は息子に代わって雄羊を全焼の生贄として神に捧げました。

以上がアブラハムのイサク奉献伝承ですが、一方諏訪大社にも同じような儀式があります。

諏訪大社での儀式は御頭祭と言いますが、現在は大幅に簡略化されているようです。
守矢史料館のしおりによれば儀式は大略次の通りです。
この儀式は4月15日の午後諏訪大社前宮の十間廊というところで執り行われ、ここには雄鹿の頭の剥製が供えられます。
そして御杖とも御贄柱(おにえはしら)とも言う柱を押し立て、紅の着物を着た八歳の子供を柱に縛ります。神官は刀を手にしますが、そこに使者が現れ、子供は解放されるのです。この儀式は明治初めまで行われていたそうです。

さらに不思議なのは諏訪大社、上社前宮のご神体が守屋山であることです。
エルサレムのモリヤ、諏訪の守屋山。なぜ、共通する名前になっているのでしょう。

旧約聖書の記述と諏訪神社の伝承の類似性は既によく知られ、書籍や幾つかのホームページなどでも指摘されており、古代イスラエルの人々(イスラエル十二支族)が日本に渡来したという、いわゆるトンデモ説に繋がっているのです。

しかし、しおりの記載内容には問題もあります。
史料館のしおりにある解説は、江戸時代の菅江真澄という旅行家が記述したものをベースとしているのですが、原本はなく写本から何度か改変、簡略化され、最終的には中学生向けに書かれた「菅江真澄の信濃の旅」という本から引用されたものでした。
内容が神社に古くから伝わる文献・資料に基づいたものならともかく、そもそもベースが旅行家の見聞録では原本自体に誤りがある可能性も否定できません。

ただこの種の儀式は、形式が変わり簡略化されても核の部分は変わらないはずです。
雄鹿の頭の剥製が飾られること、子供が出てくることなどから、これは生贄の儀式であることに間違いはなく、また子供の代わりに雄鹿が生贄とされるのであれば、やはりイサク奉献伝承に似通っていると考えられます。

以上から、古代イスラエルの情報が諏訪にまで伝えられた、乃至はイスラエル十二支族の一部のメンバーが諏訪にまで至ったと考えられるのですが、儀式が伝わるのは北九州の邪馬台国周辺地域、大和、京都などでもいいはずなのに、なぜ山深い諏訪だったのでしょうか。その答えはどこにもありません。

私見によればその答えは、以下のようになると思います。
その2でも少し触れましたが、死海は大地溝帯の北端部(死海地溝帯)に位置し、アフリカプレートとアラビアプレートの境界線に沿って形成されたプルアパートベーズンです。

一方諏訪湖は、中央構造線と糸魚川静岡構造線の活動によって形成されたプルアパートベーズンです。すなわち両者は、奇しくも同じ構造を持った場所に存在しているのです。

ですから、古代イスラエルの人々は渡り鳥のように大地の発する気の流れに沿ってはるか日本にまで至り、諏訪湖で死海と同じ気を感知して、イサク奉献伝承と同じ儀式をここで執り行い、それが現在にまで形を変えつつも伝わった、とは考えられないでしょうか。

遠い昔イスラエル十二支族の末裔が日本に渡来したなど、あり得ない話だと思われるかもしれませんが、それよりもずっと昔、人類はアフリカを出て全世界に広がったのです。
当時より文明や技術が進んだ古代イスラエルの人たちが日本に渡来したとしても、何の不思議もないはずですね。

そして死海から大地溝帯に沿って下っていくと、人類発祥の地であるアファール三角地帯=アファール三重点に到達します。一方日本には陸上と海溝にプレート三重点がありましたね。その類似性にも、死海と諏訪湖よりもっと大きな、隠された秘密がありそうです。

アファール三重点:アフリカプレート、アラビアプレート、ソマリアプレートが互いに分離しつつある場所。その性質から拡散型プレート三重点と呼ばれます。これに対し日本のプレート三重点は、三つのプレートが収束する三重点であり、収束型プレート三重点となります。                 
       
陸上と海溝にプレート三重点:2月13日酒匂川の生い立ちを参照ください。

              -パワースポット探訪記 その4に続く-
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