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鎌倉の谷戸を巡る その5


その1のグーグル画像を新林公園から江の島方面へと南に移動してください。新林から龍口寺に至る範囲が今回巡るエリアです。コースは旧東海道藤沢宿から分岐した江の島道にほぼ沿っており、新林公園内には案内板があります。

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案内板。

江戸時代、弁財天信仰の高まりから江の島詣でが盛んになって、この道は賑わいを見せました。もっとも寺社参拝は建前で、本当の目的は藤沢宿の飯盛女とのお楽しみだったのかも。ちなみに、遊行寺には飯盛女の墓もあります。

さて新林から南下して、新屋敷橋を過ぎた辺りの山裾に通称岩屋不動があります。グーグル画像上では片瀬中学校のすぐ西に当たります。正式には石籠山不動尊、弘法大師が修行した跡地に快裕上人が岩屋不動を祀り、自らそこの岩窟で即身成仏したと伝えられます。なお、御本尊の不動明王は左手建物内にあります。

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岩屋不動の解説板

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岩屋不動のやぐら。

グーグル画像で見ると、岩屋不動のすぐ背後にまで片瀬の住宅地となっており、せっかくの由緒ある異空間もコンクリートの基礎や住宅が見えるありさま。歴史のある谷戸なのにちゃんと保全されなかったとは、嘆かわしいですね。

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岩屋不動背後のコンクリート基礎。

ここ不動谷周辺には川名と同様の高棺座を備えた墳墓群があり、不動谷横穴墳墓群と呼ばれています。

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谷戸奥にあるやぐら。

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谷戸の行き止まり。

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鎌倉砂岩を切り出した跡のように見えます。

さらに南下すると片瀬丘陵の急斜面の上に諏訪神社があります。

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諏訪神社の解説板。

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諏訪神社。

ここは上社ですが、近くに下社もあります。諏訪神社で上社、下社があるのは諏訪大社と片瀬の諏訪神社だけだそうです。

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江の島弁財天の道標です。

さらに進むと、龍口寺も近くなってきますが、今回は本連寺を訪問。

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本蓮寺山門より本堂。

背後の森が比較的深く、またお寺も掃き清められていて清々しい雰囲気。鎌倉にあったら観光客も多くなるでしょうが、この場所では静けさが保たれています。

本堂前に巨大なイチョウの樹が二本あります。

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イチョウです。
乳と呼ばれる気根が幾つも垂れ下がっています。よほどの歳月を経た樹なのでしょう。

鎌倉谷戸巡りの藤沢市部分も今回で終わり。次回以降はいよいよ鎌倉市内に入っていきます。

            -鎌倉の谷戸を巡る その6に続く-
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