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秦氏の謎を解く その3


突然ですが、話は海外に飛びます。欧米においては、聖櫃はエチオピアのAksumという村に運ばれ、シオン聖マリア聖堂に収められているという説が唱えられています。この説には一定の説得力があり、酔石亭主も納得したくなるほどのものです。

なぜならエチオピアは、もうご承知のように、人類が発祥し第三の世界が開けた特異な場所だからです。大地の気を感知できる一族であれば、アフリカ大地溝帯が発する気の流れに沿ってエチオピアに向かうのは、ある意味で当然のようにも思えます。

しかし考えてもみてください。日本は、第四の世界が開けた地点です。第三の世界から第四の世界へ移行する中継点(=死海地方=ミニ特異点)で作られた聖櫃が、第三の世界が開けた地点(=過去の地点)に逆行して運ばれるでしょうか?

そんなはずはありません。聖櫃は当然次の中継点(=巨丹=ミニ特異点)を経由して、未来の地点(=第四の世界が開けた地点=日本)に運ばれるはずですね。また進化の不可逆性も考慮に入れると、エチオピア説の可能性は低くなります。

多分、聖櫃のレプリカが作られ、関連する品々と共に人類発祥の地であるエチオピアに運ばれた。そのためこの地に聖櫃の痕跡が残っている―ということなのでしょう。もちろんレプリカであっても、レビ族によって意味を付与されたものなら、聖櫃として認定される可能性はあります。

ただ、聖堂は立ち入りが認められておらず、聖櫃の存在を確認する方法はないようです。聖堂のすぐ近くには、数多くのオベリスクが立ち並んでいる場所もあり、さも聖櫃がありそうな雰囲気を漂わせています。


大きな地図で見る
グーグル地図画像です。

ご自分でご覧になるには、グーグルアースでAksumと入力するだけで現地に飛んで行けます。町の左上側に二つの丸い台地状の山があり、左右の山に挟まれた右側の山寄りにシオン聖マリア聖堂があります。聖櫃が収められているとされる建物は、グーグル地図画像上の丸いドームの真下よりやや左側にある四角い建物です。次に画像をエチオピア全体が見えるまで引いてください。Aksumがアファール三角地帯に近い場所だとわかりますね。

Aksum王国については以下Wikipediaより引用します。

一般に、アクスムは現在のイエメンに当たる南アラビアから紅海を越えてきたセム語系のサバ(シェバ)人が中心になって建国されたと考えられている。一方、少なくとも紀元前1000年位にはセム語系民族が存在したこととサバ移民が数十年しかエチオピアに留まっていなかったことを示唆する証拠を示して 、アクスムはより古い土着のダモト(D’mtないしDa'amot) 王国の跡を継いだ者達の国である、と主張する学者もいる。参考:サバ王国
王たちは、ソロモン王とシバの女王の子であるメネリク1世の血筋を引いているとして、自らの正当性を主張し、"negusa nagast"(「王の中の王」)と公称していた。
アクスム王国はインドとローマ(後に東ローマ帝国はアクスムに多大な影響を与えた)と主に交易した。象牙・鼈甲・金・エメラルドを輸出し、絹・香辛料・手工業製品を輸入した。2世紀にアクスムは紅海を越えてアラビア半島に属国となるよう迫り、また北エチオピアを征服した。350年にはクシュ王国(メロエ王国)を征服した。


ソロモン王まで出てくるのですから、いかにも聖櫃が運ばれた可能性がありそうに思えてしまいます。

ではエチオピアから日本に戻りましょう。次に聖櫃はどこに隠されたのかという問題が出てきます。ここでは、聖櫃は陰陽五行の結界が張られ、アマテラス、スサノオ、猿田彦、秦氏、空海が護る伊勢神宮に秘匿されたと仮定しておきます。

けれども聖櫃は、それが存在するかも知れないという疑念すら抱かせないよう、厳しく封印しておく必要がありました。

そこで秦氏は陰陽五行を利用して、貴族階級や官僚に対して結界を張り、彼らの目から聖櫃の存在を隠蔽したのです。秦氏のこの仕掛けによって、平安貴族など、外出するのも、家を建てるのも、陰陽師の助言なしには動けなくなりました。

21世紀の現代になっても、京都の人が家を建て転勤する場合、他の地域と比較して方角を気にする人が圧倒的に多いそうです。秦氏と天皇が1300年前に仕掛けた心的コントロールは、いまだに効力を発揮しているのです。

世界史上最高の聖遺物である『契約の聖櫃』の秘密を守るには、見えないカーテンを国家の上部構造に張り巡らす必要がありました。天皇絶対制をベースにした裏の陰陽五行体制は、伊勢神宮や貴族、官僚を心的にコントロールするためにあり、このとき日本の上部構造が秦氏によって閉じられたのです。

これこそが、秦氏による史上空前の心的コントロールでした。しかし一方で、疑問も出てくるでしょう。貴族や官僚に対する心的コントロールと、秦氏が消えた謎とが結びつかないからです。つまり、まだ論理の輪がきちんと繋がらず、ジグゾーパズルに欠けた部分が残っているのです。

             ―秦氏の謎を解く その4に続く―
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