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秦氏の謎を解く その14


「人類進化の謎を解く」から始まった秦氏の謎解きも、今回でようやく完結します。最終回にふさわしく、想像と論理の羽をできる限り広げてみましょう。

前回の記事は、宇宙の心がどこにあるかの問いで終わりました。もう答えはおわかりだと思います。宇宙の心は、虚空蔵にあるのです。虚空に蔵せられた心が、宇宙の働きを決定します。心の働きが物質の働きを決定し、統制するのです。宇宙の心とは、『末来の記憶』なのです。全ての情報はあらかじめ虚空蔵に蔵せられていました。

秦氏の謎の本質は、日本レベルから世界レベルへと、そして地球レベルから全宇宙レベルにまで拡がっているのです。秦氏がそれらの全てを熟知して仕掛けを作っていたとしたら、どうなるのでしょう?

「『旧約聖書』創世記の謎を解く その3」において、カインの印とは、ヒトの大地からの離脱を象徴する印だと書きました。

また「日本に秘められた謎を解く その6」において、以下のように書きました。
ヒトのありようを、誕生し、交合して遺伝子を伝え、その後死滅する存在と、規定できないでしょうか?そして個は消滅しても、次々に再生して引き継がれていきます。また命を引継ぎ、主体者として宇宙を観察し、次の宇宙が再生する際の設計図を描く役割も与えられているはずです。よってヒトは、この宇宙に存在しなければならなかったのです。言い換えれば、ヒトはあらゆる情報を超空間に保存し、次の宇宙開闢に備えるのです。それが未来の私たちの役割なのでしょう。であれば、ヒトのありようは、宇宙のありようのコピーとも考えられます。考えてもみてください。ヒトのありようが、宇宙のそれと正反対だったら、私たちは一瞬たりとも生きていけないはずです。この部分は空海の即身成仏・大日如来と全く同じですね。

進化の基本構造が死に直面することで相転移が起き、新たな世界が開けることにあるなら、日本における第四の世界の自己展開がある時点で極点に達し、閉じられ、新たに第五の世界が開かれるはずです。

それは、カインの印に象徴される大地からの離脱に他ならないと思われます。大地からの離脱は、今まで検討してきたことからすれば、単に宇宙船で地球を離れるという意味ではなさそうです。

多分それは、心的な大地からの離脱なのでしょう。大地である神からの離脱により、私たちは全く新しいステージに立つのかもしれません。それは、ヒトが持つ心的領域の上部に、新たな、そして高次の心的領域が形成されていくことを意味していると思われます。

しかし、大地の呪縛から逃れたとしても、次の新たなる呪縛すなわち太陽系の呪縛が私たちの前に待ち受けています。

バビロニアに発した古代のホロスコープは、黄道十二宮上の太陽系を構成する星々を、個人の運命に結びつけました。これらの星々が個人の生誕時にどんな位置を占めるかで、各個人の運命が決定されます。ホロスコープこそが太陽系の呪縛を表現したものであり、そこから離脱が、第六の世界を開くことに繋がるのでしょう。

では、太陽系の呪縛から離脱すれば私たちは真の自由を得ることができるのでしょうか?答えはNoです。たとえ太陽系の呪縛を脱しても、さらに高次の階層における呪縛が待ち受けています。

136億年に亘る歴史を持ち、およそ2000億個もの恒星を包含する直径10万光年の巨大棒渦巻銀河(=銀河系)が私たちを新たに呪縛するのです。

銀河系の呪縛から心的に離脱してもなお、天の川銀河やマゼラン雲、アンドロメダ銀河などで構成される局所銀河群が私たちを呪縛します。

このように連続する呪縛の過程は、宇宙と人類とに課せられた宿命のようなものです。

それなら、ヒトは永遠に宇宙の呪縛下にあるのでしょうか?多分違うでしょう。宿命はそれが宿命であるが故に、超越される契機を孕んでいるのです。

局所銀河群をも離脱し、より高次の心的領域が構築されれば、人類は既に、個としての存在ではなく、均一な意識を共有する集合的な存在となっているはずです。私たちは、直径2億光年のおとめ座超銀河団が泡構造で連なる大規模構造の各階層に遍在し、万象が自分の視野の下に収まっているでしょう。宇宙開闢からその終焉に至る全景が、自分の意識の中で同時的に把握できるのです。

そして、ヒトが宇宙の全ての階層を離脱し終えたとき、全宇宙のくびきから解き放たれて、超空間の場すなわち虚空蔵へと至るのです。

ここで私たちの日本に立ち戻ってみましょう。日本は今、国の政治・経済情勢、財政事情、個々人の心的な状況の全てにおいて、その自己展開のほぼ極点に達しつつあります。言い換えれば、第四の世界が閉じられ、心的な死を迎える状況が迫っているのです。ひょっとしたら極点に達しつつある日本の現状と、聖櫃の呪縛から解かれることはリンクしているのかもしれません。

日本を取り巻くあらゆる状況がその一点に向けて収斂し、他律的集団主義の世界が閉じられ、新しい世界が開かれるのです。日本人が辿るこの過程こそが、大地からの出離を促す重要な契機となるのでしょう。

第四の世界が閉じられることで、一旦心的な死を経験するとしても、それは、新たな世界を開くために不可欠なプロセスなのです。そして、その道がどこまでも続いていることを想えば、悲観的になる必要はないでしょう。他でもない私たち日本人が、新たな世界を開く先導役となるのです。

秦氏の謎解きは一応終わりましたが、まだまだ洩れた部分や穴もありそうです。これからも、穴を埋める作業をぼちぼち続けていきたいと思っています。
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