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ゲゲゲの女房に思うこと


NHKのゲゲゲの女房も終盤に差し掛かっていますが、結構な視聴率を稼いでいるようです。漫画家の女房の話という部分だけでなく、戦後の家族の在り方が描かれている点も視聴者の郷愁を誘っているのでしょう。また脇を固める面々も芸達者揃い。しかし何と言っても、水木しげる氏の特異なキャラクターが、受けている最大の要素かと思われます。

同氏は漫画家というより芸術家のカテゴリーに入るべき人物で、その発言は岡本太郎を彷彿とさせます。(顔も何となく似ているように思えるのですが、そんな印象を受けるのは酔石亭主だけでしょうか?)

氏のおこぼれに預かっているのが境港市で、来訪者数は200万人を突破、ほくほくの状態となっています。鬼太郎などのキャラを利用する市やお店は、本来であれば相当額の著作権料を払うべきですが、どうなのでしょう?多分、氏のご好意で払われてはいないと推測されるのですが……。(もし間違っていたらごめんなさい<(_ _)>)

酔石亭主は今までにアラハバキ、河童、宗源火、鎌倉権五郎、狐憑きなどを取り上げてきましたが、これらも妖怪の仲間となっています。アラハバキに関しては以下Wikipediaより引用します。

アラハバキ(荒覇吐、荒吐、荒脛巾)信仰は、東北地方一帯に見られる民俗信仰。その起源は不明な点が多く、「まつろわぬ民」であった日本東部の民・蝦夷(えみし、えびす、えぞ)がヤマト王権・朝廷により東北地方へと追いやられながらも守り続けた伝承とする説が唱えられている。歴史的経緯や信憑性については諸説ある。縄文神の一種という説もある。古史古伝・偽史的な主張と結びつけられることも多い。
アラハバキを祀る神社は約150で、東北地方に多く見られるが、関東以南でも出雲地方などにみることができる。東三河地方にも五箇所存在する。ただしそれは主祭神としてではなく、門客神(もんきゃくじん)として祀られているケースが多い。門客神とは、神社の門に置かれた「客人神(まろうどがみ)」のことで、「客人神」は地主神がその土地を奪われて、後からやって来た日本神話に登場する神々と立場を逆転させられて、客神となったと考えられている。


アラハバキには産鉄の属性もあるようですが、Wikipediaの記事からも神が零落していく経緯が見て取れます。また、ダイダラボッチ、一本だたら、一つ目小僧、唐傘小僧などの妖怪は産鉄系の神天目一箇神が零落した姿で、彼らも神と親戚筋に当たる存在です。

翻って現代は、街路灯や明るい室内照明によって夜の闇が失われ、妖怪の出番も少なくなっています。口裂け女、トイレの花子さんなど都市伝説の発生もみられますが、昔に比べれば出現率は格段に低そうです。ゲゲゲの女房の中でも、妖怪の住みにくい時代は、人も住みにくいといったような会話がありました。

現代ではもう、妖怪を見ることはないのでしょうか?いや、酔石亭主は新たな形態の妖怪が世界中でうごめいていると考えます。ネットや携帯にとり憑かれ、それなしには生きられなくなった私たち現代人。だとしたら、ネットや携帯こそが新たな妖怪そのものではないでしょうか。


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