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恋愛とセックスに思うこと


ちょっと危険なタイトルですが、内容はそれほどでもありません。ある程度の年齢を重ねたおかげで、これらについて客観視できる部分もあることから、人間にとって必要不可欠な問題を取り上げようと思った次第です。

以前「人類進化の謎を解く その3」(6月9日)において、なぜヒトは常に欲情するのかを書きました。簡単に纏めると以下の通りです。(詳細は上記の記事を参照ください)

サルの場合、繁殖可能時期であるとのサインが体に現れ、そのサインを受けて性本能が起動され、交尾行動に入ります。ところがヒトは、数百万年前のある日、大地溝帯が発する気によって本能に基づく行動原理が崩壊しました。これにより、いつ交尾行動を開始すべきかの時期がわからなくなってしまったのです。

これはヒトにとって非常事態と言えるほどの大問題でした。繁殖可能時期を察知できなくなり、種族が絶滅する可能性が高くなったからです。種族の死に直面した瞬間、ヒトにとって決定的なある変化が起こりました。ヒトの内部に性に関する心的な領域が形成されたのです。

ヒトはこれにより、本能ではなく、性に関する観念の領域を経由して常時性欲を起動させることが可能となりました。平たく言えば、エッチな写真を見たり、エッチなことを考えたりするだけで、いつでも性行動に入れるようになったのです。

下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるという言葉がありますが、性欲を常時起動させ、頻繁に性交渉を行えば、ある時点で確実に妊娠することが可能となります。これにより人類は種族滅亡の危機を回避することができたのです。

上記のように、ヒトがエッチになったのは、種族滅亡を避けるためのやむを得ない処置でした。ですから、俺はいつもエッチなことを考えていると悩む必要はありません。これこそが、ヒトをヒトたらしめる特徴の一つだからです。

でもだからと言って、欲望の赴くまま行動を起こしてはなりません。ヒトはより良い生活を求めて複雑な社会を構成しました。もしヒトが自分の欲望のままに走り出したら、自分たちにとって必要不可欠な社会が崩壊してしまいます。崩壊を防ぐため、ヒトはあらゆる規則や法律を整備し、それに従わないときは罰を受けると言うルールを作ったのです。

ところで最近、なぜか日々の生活が窮屈に感じられてなりません。日常生活やネット社会において人々が欲望のままに走ってしまう傾向が強まり、結果それを防ぐ規則や法律が作られ、あれこれ規制され縛られて、窮屈に感じられてしまうのです。

その良い例が、多摩川河川敷のバーベキューにおけるゴミの放置、夜間の花火、酔っ払って川に入るなど一連の迷惑行為です。自分勝手な行為を繰り返すから、入場にお金を払わされたり、警察の取り締まりを受けたりする結果となってしまうのです。自分で自分の首を絞めるのみならず、多数の他者の首までも絞めてしまう―言うまでもないことですが、理性ある大人だったらそんな行為は慎むべきですね。

ちょっと話がそれてしまいました。常時性欲を起動するのがヒトの人たるゆえんですが、共通祖先からヒトへと進化し社会を構成してしまったため、性欲の起動を抑制せざるを得ない羽目に陥ってしまったのが霊長類の頂点に立つ私たち人類です。

それでは身が持たないので結婚というルールを作り、その中ではほぼ自由に性欲を起動できるようにしました。結婚に至るまでの男女間における一連の儀式が恋愛と呼ばれるものでしょう。一昔前なら、愛情が深まるにつれ肉体的な関係も徐々に深まっていったのですが、最近はそれらの過程をすっ飛ばすとか、草食系男子という言葉に象徴されるように、性的な交渉のない関係を望むとか、男・男関係や女・女関係など、何でもありの有様となっているようです。

恋愛における究極のターゲットはもちろん交合ということになり、さらにその先のターゲットはよりよい子孫を得ることに尽きると思います。それは男女共通のターゲットでもありますが、目的の達成方法に性差による差異があるため、しばしば誤解やいさかいが生じています。

例えば女性においては、最良の種を受け入れて最良の子孫を残したいというのが無意識裡の目標になり、常にベストの相手を選択しようと試みるため、必然的に初期段階のガードが高くなります。男性にとってはなかなかくどき落とせないという現象がここに現れる訳ですね。そして一旦最終選択が行われると、子孫を得るまで男性に対ししつこく求めます。男性にとっては、しつこさに辟易して逃げ出したくなる現象が出現する訳です。

一方男性側は、よい子孫を得るためにできるだけ数多くの種をばらまこうとします。ですから、最愛の相手と思っても一旦性交渉が成立すると、モチベーションは必ず低下して、他の女性に目移りする事態となります。女性にとって男は浮気者という現象がここに出現するのです。

このように双方の目的は同じでも、両者の行動・考え方には深い溝があり、時として刃傷沙汰にまで発展してしまうのです。ただ、なぜそうなのかを知ることでお互いの違いを理解することは可能なはず。よって今日からは、ぜひ二人とも仲良く過ごし、少子化の波を少しでも低くしていただけたら幸いです。
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