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今年のノーベル賞に思うこと


今年のノーベル化学賞を根岸英一氏と鈴木章氏がダブル受賞したのは日本の技術力を改めて世界に示した快挙と言えますが、それ以上に素晴らしかったのが劉暁波氏のノーベル平和賞受賞でした。

この受賞は、裏を返せば中国と言う国家の体制が非平和的・非民主的であると断じたものであり、中国政府に対する頂門の一針になったと言えましょう。軍事力と金の力を背景にしたゴリ押しで周囲を屈服させようとする中国共産党政権の非は誰の目にも明らかですが、それをこれほどまでに効果的に世界に知らしめた例は今までにありません。

これを機会に、かの国において、一党独裁政権から民主的な選挙によって国の指導者が選ばれる体制への移行が早く進むことを望みます。また、一つの党・政府が13億人もの国民を統治するのも異常な姿であり、旧ソ連のような国家分割へと進むのが正しい方向性と言えましょう。特にチベットや東トルキスタンなどは人権蹂躙どころではない酷い目に遭わされ、国民が国を奪われたのですから、早急に分離独立できるよう国際世論が一致して声を上げるべきだと思います。

欧米諸国は既にこの受賞を支持し、劉氏の早期釈放を求める談話を発表していますが、それらと比較して我が国首相のコメントは一体何なのでしょう?中途半端であいまいな話に終始して、何を言いたいのかさっぱりわかりません。ノルウェーのような北欧の小国が中国側の圧力をものともせず、毅然とした態度で受賞者を決めたのと比較して、あまりにも卑小で哀れな姿でした。

こうした姿勢の背後には、民主党に自前の綱領がなく、議員の国家観がばらばらで党として定まっていないという問題があるのでしょう。尖閣問題を機にそれがはっきりとあぶり出されてきたようで、民主党に国家を担う能力・資格があるのか問われるところだと思います。

ノーベル平和賞の決定には、尖閣問題における中国の日本に対する恫喝的な態度も影響を与えた可能性があります。彼らの横暴を許していれば世界に対する悪影響は測り知れない。そんな高度な政治判断が委員会メンバーの中にあったとするのなら、尖閣問題において傷ついた日本国民のうっ憤も少しは晴れるというものでしょう。

中国政府はこの受賞を徹底的な情報統制により、国民に知らしめないようコントロールしていますが、これもかの国の暗黒面がまだ消えていない証左です。頭脳が前時代のままで図体だけが恐竜並みになったのでは、世界に深刻な害悪を与えます。(もう十分与えていますが)中国は経済面において日本の重要な隣人であることは事実であり、異常な政治体制が一刻も早く終結し、悪しき隣人が真の良き隣人になるよう願ってやみません。

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