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置き去りにされた水石の心象風景


24日の日曜日、出水した後の酒匂川の様子見も兼ね、主に足柄大橋近くで探石しました。ここは駅からもさほど遠くなく、誰もがお手軽に石を楽しめる場所です。河原は石の数も増え、全く新しい探石場所に来たような印象を受けてしまいました。河原の表情を一変させる水の力って、本当にすごいですね。

探石していると、あちこちに誰かが見立て持ち帰らなかった石が置かれています。酔石亭主も同じことをするのですが、せっかく見つけた石を置いてきた背後には、愛石家のさまざまな心象風景が広がっていると思い、その理由を考えてみました。

1. 石を見立てたものの、自分の思う景情ではなかったので持ち帰らなかった。
2. もっと良い石があったので、次の人のために残しておいた。
3. 持ち帰るには重すぎた。(探石に来られたのがお年寄りの方だった)
4. 探石しているうちに置いた場所がわからなくなって諦めた。
5. 本人はある程度気に入ったが、同行の諸先輩から見所がないと言われたので泣く泣く諦めた。

上記のように色々なケースが想定されるのですが、どれもあり得る話です。2のケースであればうらやましい限り。酒匂川のジャクレ石は概して大物が多いのはご存じのはずで、3のケースはまずないでしょう。とすれば、1のケースが多いということでしょうか。

あれこれ想像すると、河原にポツンと残された一個の石からも愛石家の心象風景が伝わってきますね。

今回の探石で満足のいく成果はなかったのですが、一応ご紹介します。

006_convert_20101024182908.jpg
硬質部と軟質部が層になっている石です。

003_convert_20101024182801.jpg
少し角度を変えてもう一枚。

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酒匂川石にしては伸びのある山形の小品。白い線が残念。

009_convert_20101025132217.jpg
酒匂川では珍しい灰黒のジャクレ石です。

012_convert_20101025132319.jpg
同じ硬度の石質にジャクレが入った石です。抽象形です。

これと言った石もなく、「名石や~い、どこにいるの」と声を上げたくなる今日この頃です。
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