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99年の愛~JAPANESE AMERICANS~に思うこと


数日前、女房殿が何やらテレビを見ているので、ちょっと画面を覗いて見たら、画面いっぱいに圧倒されるような雄大な風景が広がっていました。ほう、これはなかなかのカメラワークだと思い見ていたのですが、他にやりたいことがあってすぐに席をはずし、また戻ってきました。

すると、さっきの画面とは打って変わった長たらしい会話場面になっていました。「これって別の番組じゃない?」と女房殿に聞いたら、同じだとの答え。「でも、会話が渡る世間は調だよ」、と言ったら、「だって橋田さんの脚本だから」との答え。番組は99年の愛~JAPANESE AMERICANS~というTBS開局60周年記念ドラマでした。

話しているのは泉ピン子女史で橋田ドラマの常連さんです。あれっと思って女房殿に聞くと、ピン子女史は中井貴一の奥さん役とのこと。そ~んな馬鹿な、かの日本一の美男俳優佐田啓二氏のご子息である中井貴一の奥さん役が、あろうことかピン子女史とは…。おばさん役なら、まあありでしょうけど…。

周りのメンバーは草なぎ君だの、仲間美由紀だの、松山ケンイチだのといった若手。ピン子女史が一人だけ浮きあがっています。ミスキャストも甚だしいと思いました。おかげで会話はあたかも幸楽での食事風景のよう。

風景に見合う壮大なストーリーのはずが、狭いお茶の間で交わされるような会話に矮小化され、しかも本来ならストーリー展開とアクションによって状況説明がなされるべきなのに、全部セリフで説明しようとするので会話場面が長くなりすぎです。

ピン子女史は橋田ドラマならファミリーの私を起用して、と頼み込んでこの配役になったのでしょうが、コネ得、ゴネ得の起用は避けるべきでしょう。局側は苦々しく思いつつも、大御所橋田への遠慮があって何も言えなかったのだと推測されます。俳優の起用は、その俳優が役に適しているかどうかで決定されるべきで、例えば今回なら田中裕子など、もっと別の人材がいるはずです。ドラマの裏側にある別のドラマばかりが透けて見えるようで、ちょっと残念に思いました。
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