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古い銀塩写真


20数年も前のことですが、自衛隊や米軍艦船の写真を撮りたいと思い横須賀に行きました。上空を飛ぶヘリや、軍艦、潜水艦の写真は撮れたものの、現像してみるとあまり面白いものではありません。逆に公園での何気ないショットの方が精彩を放っていました。写真はそんな一枚です。

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母と女の子の写真。

流れ落ちる水流を女の子が見とれています。そんな様子をお母さんが優しく見守っていますね。この一枚には、ほのぼのとした空気が漂っています。今では女の子もお母さんになって、同じ場所に子供と来ているのかもしれません。次の一枚は…。

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母と男の子の写真。

男の子は多分、夢中になって漫画でも読んでいるのでしょう。それをお母さんが優しく見守っています。漂う空気感は前の一枚と全く同じです。テーマは「我が子を見守る母の眼差し」ですね。

次に、男の子とお母さんの姿に注目してください。男の子の背中から頭のラインが、お母さんの肩から頭へと続き、長く伸ばした足へと下っています。全体の構図が不等辺三角形で、ちょうど水石の山形石のように美的に感じられる形状を示しているのです。

このため、構図の美と漂う空気感が相乗効果をもたらして、奇跡の一枚になっている、と勝手に自画自賛しているのですが…。

もう一点、お母さんの足の伸ばし方に注目してください。一般的には相当無理のある姿勢で足を伸ばしています。この姿勢の難しさは試してみればわかります。しかし、写真からはそんな雰囲気はみじんも感じられません。多分このお母さんは、新体操の選手か何かで柔軟な体の持ち主なのでしょう。普通のお母さんだったら、すぐ後ろのお母さんに見られるような足の形となり、構図が崩れてしまいます。その意味でも奇跡の一枚と思うのですが…、いかがなものでしょう。

以前、ドレスデンのアルテ・マイスター絵画館でラファエロの「システィーナのマドンナ」を見たことがあります。そのときは、あまりの素晴らしさに絵の前から動けなくなってしまいました。しかし、写真のお母さんたちも絵画の聖母マリアに決して負けてはいないと思います。

それにしても、最近の公園でこのようなお母さんたちの眼差しに出会う機会は滅多にないような気がします。お母さん同士で話に興じているか、携帯をいじっているケースが多いのではないでしょうか。子供は敏感です。お母さんがどんな眼差しを自分に向けているか、あるいは無視しているか、無意識のうちに察知します。若いお母さんたち、是非子供たちに温かい眼差しを投げ掛けてください。次の一枚は…。

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父と子の写真。

お父さんも頑張っています。お母さんの写真と雰囲気は異なりますが、子供を支える腕に父親らしい力強さが感じられる一枚です。

酔石亭主の最近の写真は、安物のデジカメで単に記録しているだけのものですから、どれも雰囲気や面白味が全くないと良くわかります。財務大臣の許可があれば一眼レフに買い替えたいところです。


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