FC2ブログ

日本国の将来を考える その3


国家と国民(特に沖縄県民)を不安と不信のるつぼに叩き込んだのが、ルーピー氏による普天間問題での妄言連発と迷走でした。ぎりぎりの調整の産物である政府、米国、沖縄の普天間移設合意を最低でも県外、できれば海外と何の見通しもなく吹きまくって、結局最後にはごめんなさいの結果です。

この間、どれほど沖縄の人たちの心を傷付けたか本人は全くわかっていないでしょう。以前、半年かけて沖縄にお詫び行脚するのが最低限の責任だと書きましたが、ルーピー氏が沖縄に行った様子はありません。終わってしまえば「僕知らないよ」の無責任極まりない態度です。日経新聞は昨年5月29日付け社説において、「取り返しつかぬ鳩山首相の普天間失政、罪万死に値する」と極めて激烈かつ異例な表現でルーピー氏を糾弾していますが、本人は記事を読んでいないのでしょうね。

彼の無責任さは外交の様々な場面で見られます。日米首脳会談において、オバマ大統領が普天間移設の早期履行を求めたのに対し、ルーピー氏は「トラストミー」と答えました。早期決着を約束したと誰でも受け止める発言です。オバマ大統領はこれを受け、「米軍再編に関する2国間合意履行のため、合同作業部会で迅速に動くことで合意した」と表明します。ところが、ルーピー氏は大統領表明の同日夜、「日米合意が前提なら作業部会を作る必要はない。年末までと約束したわけではない」と、前言を完全に翻してしまいます。これでは、米国のジャーナリストならずとも、かの方をルーピーと呼びたくなるでしょう。

一方日中韓三カ国首脳会談においてルーピー氏は、「今までややもすると、アメリカに依存しすぎていた日本だと思うが、日米の同盟は重要だと考える一方で、アジアの一国としてアジアをもっと重視する政策を掲げてまいりたい」と発言。誤ったメッセージを出してしまいました。中国は、日本組みやすしと内心ほくそ笑んだことでしょう。

ロシアに関しては、北方四島返還を半年以内にメドをつけると表明。ロシア側は何らかの提案があるものと受け止めましたが、ルーピー氏は訪露しても何も語らず、単なる社交に終わっただけでした。米国とのゴタゴタ、ルーピー氏の曖昧な姿勢、大統領選が近いことなどを勘案したメドベージェフは、中国とも協調し北方四島を譲らない方向に舵を切って国後島を訪問、四島実効支配を世界に誇示したのです。

逆に、北朝鮮の拉致問題に関しては何もしていません。直接の責任者が銀座チュー事件の中井氏では何もできるはずがないとも言えます。(別にチュー自体が悪いのではありませんが、そうした脇の甘い人物では国家の公安という極めて重要な役職を統括することなどできないし、任命責任も重大です)ちなみに、Wikipediaには以下記載されています。

なお、中井は「北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟」の会長代行を務めていた。しかし、拉致問題担当相に就任以来2010年(平成22年)1月6日現在まで、一度も所管の拉致問題対策本部事務局に顔を出していないことが判明している。


こうして並べていくと、ルーピー氏の言動が首相辞任後の結果に直接連動していると良く理解できます。にもかかわらず本人だけが何もわかっていないとは、もう語る言葉もない日本の悲劇です。周囲はわかっているはずなのに、彼を議員辞職させられないのもまた大きな悲劇です。後代の歴史家はきっと、ルーピー氏が日本沈没のきっかけを作った史上最悪の総理だったと書くでしょう。

              ―日本国の将来を考える その4 に続く―


スポンサーサイト



プロフィール

酔石亭主

Author:酔石亭主
FC2ブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
最新トラックバック
月別アーカイブ
カレンダー
12 | 2011/01 | 02
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
最新コメント
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる