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呪術都市鎌倉探訪記 その6


今回は鎌倉エリア最怖の心霊スポットとして有名な泣塔です。

洲崎の戦の戦死者を供養する泣塔に行くには、大船から湘南モノレールに乗り湘南深沢駅で下車します。モノレール下の道をから大船方面に向かって進むと富士塚小学校入口の交差点に出るので、そこから深沢多目的スポーツ広場に入ります。休日ともなれば野球などに興じる子供の歓声が響き、ここが鎌倉攻め最大の激戦地であった雰囲気など微塵もありません。


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グーグル画像です。画像の深沢第6住宅101の左が泣塔の立つ小山。

広場を歩いていくと、右手にこんもりした小山が見えます。兜山は岩だけでしたが、こちらは樹木に覆われています。

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泣塔のある小山。

ここにある宝篋印塔(ほうきょういんとう)が泣塔です。

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泣塔。

泣塔背後にはやぐらがあり五輪塔が垣間見えます。

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やぐら。

非常に端正な形の供養塔で、美しいとさえ思えます。なお、この小山はフェンスに囲われており、入るには鎌倉市から鍵を受け取る必要があります。しかしフェンス越しで十分に見られますので、その必要はなさそうです。ただ春を過ぎると木々の緑に覆われ見えにくくなるでしょう。泣塔の由来は以下Wikipediaより引用します。

泣塔(なきとう)は神奈川県鎌倉市深沢地域梶原、旧東日本旅客鉄道大船工場敷地脇に建つ宝篋印塔で、塔に刻印された文字から建立は文和年間であると推定されている。鎌倉市の指定有形文化財。塔の正式な由緒は不明だが、鎌倉時代末期に新田義貞が鎌倉を攻めた際の古戦場(洲崎古戦場)が付近にある事、塔の背後にやぐらがある事から、やぐらに葬られた戦死者を周辺の住民が弔う為にたてた塔と見られている。

一時石塔を付近の青蓮寺に移したところ、夜な夜なすすり泣く声が聞こえた事から「泣塔」と名付けられたという伝承や、横須賀海軍工廠深沢分工場が造営された時に塔を撤去しようとした人間が次々と不審な死を遂げたという伝承が残る。また泣塔を見た者が後日幽霊と遭遇したり、祟りに遭うという伝承も残っている。これらの伝承は泣塔周辺を開発から取り残すほどの影響を与えた。さらに泣塔は心霊スポットとしても知られ、夏の夜には肝試しに訪れる者も多い。


結構怖そうに書いてありますが、鎌倉には供養塔など幾らでもあり、泣塔もそうした供養塔の一つと考えれば別に怖いものではありません。もっとも、東勝寺跡の裏にある北条高時の腹切りやぐらはちょっと怖そうに感じられましたが…。ただこのやぐらにしても供養塔があるだけで、高時は釈迦堂に埋葬されたと言われています。

とても怖いとされる泣塔も無事見終わりましたので、洲崎古戦場碑を見に行きましょう。

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富士塚小学校入口近くには塞がれたやぐらもあります。

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石を削った階段と作りかけで放置されたと思われるやぐら。

小さな穴がいつくも開けられさあこれから本格工事というところで放置されたのでしょうか?あるいは近年のもの?

洲崎古戦場碑に行くには富士塚小学校入口から大船方面へ坂を上ります。グーグル画像の深沢第4住宅4の辺りに碑があります。富士塚小学校入口から4本目のモノレール橋脚の脇に、斜めに立っていますので見逃しやすく、注意して見てください。

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洲崎古戦場碑です。やや読みにくいので碑文を以下記載します。

此の辺り古の州崎郷に属す 元弘三年(1333年)五月新田義貞鎌倉攻の折 その武将堀口三郎貞満・大島讃岐守守之州崎口より攻む 鎌倉方は赤崎相模守守時を将として邀撃し 戦闘六十数度 遂に敗れ守時以下九十余人自刃したる古戦場なり

赤橋守時は北条一門から疑われないようにするため、自ら進んで死地に赴いたのですが、その北条氏も数日後には東勝寺において高時以下全員が自害して果てるのですから、歴史とは何とも皮肉なものです。

           ―呪術都市鎌倉探訪記 その7に続く―

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