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日本の現状は非常事態一歩手前

日本国の将来を考える
07 /11 2011

梅雨も早々と明け、ぎらぎらした太陽が照りつけています。企業も個人も節電のため涙ぐましい努力を続けています。これほど自己犠牲の精神を発揮する国民は他にいないでしょうね。

酔石亭主の場合、節電と言う訳ではないのですが、まだクーラーも扇風機も使用していません。家の窓を全開にしておけば、ある程度涼しい風が入るので、それほど必要性を感じないのです。熱中症対策としては保冷剤を頭に乗せ水分をこまめに取れば大丈夫でしょう。多分…。

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夏らしい入道雲がモクモクと…。昨日の撮影。

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月です。奇跡的にクレーターまで写りました。

流れる雲やウサギがいるかもしれない月を眺めていると、想いは遠い世界に飛んで、地上での出来事は忘れそうになるのですが…。

原発政策を巡る民主党政権の混迷ぶりは目を覆わんばかりです。菅首相の度を越えた妄執に国中が振り回されているのでは、日本は沈んでいくばかり。九電の組織的「やらせメール」は混迷に拍車を掛けています。地域独占で競争のない電力各社は、この期に及んでも親方日の丸体質を変えられないのです。

酔石亭主は、ストレステストの実施自体が間違っているとは思いません。それを思いつきや誰かの入れ知恵で「トップの指示」にしてしまう菅首相のやり方に大きな問題があるのです。国の重要政策を大転換するなら、どのような影響が各方面に及ぶのか、電力不足など問題が発生しそうならその手当をどうするのかなど、きちんと詰めた上で進める必要があります。

その前に、5年先、10年先の日本の全体像を描き、全体像に沿った財政政策、外交政策(安全保障政策)、社会保障政策、エネルギー政策はどうあるべきかきちんと整理すべきでしょう。こうした作業をベースとして原発政策について議論を詰め、方針決定する必要があるのです。もちろん具体的な行程表の作成は不可欠です。

こうした課題は、退陣する(かどうかは不明ですが)裸の王様が一人で旗を振ってできるものではありません。今までのようにただ食い散らかして、全体を悪くするだけです。民主党政権におけるルーピー前首相と菅首相は、何も政策を具体化できず、日本を壊すだけ壊した政権だったと後世の歴史家から評価されるでしょう。

日本の大地は不安定期に入っています。地震も含めた予想外の災害が発生する可能性を否定できません。災害危機、財政危機、社会保障危機、安全保障などの難題を担う力量は現政権にはなさそうです。でも、だからと言って新たな内閣が担える保証は全くありませんが…。

政治がダメなのは、結局は私たちがダメという結論に至ります。政治の現在は自分たちの将来に直結しています。日本の現状は非常事態の一歩手前であるとの認識で、危機管理内閣を立ち上げるしかありません。危機管理内閣における政治家はグローバルな視点でものを見ることができ、正確な判断を下せるだけの知識、見識、信念、決断力が必要です。

地元の宴会や結婚式で名刺を配ることばかりしているから、全体の動きが何も見えなくなり、右往左往するしかないのです。

ネット社会においては、物事が極めて速く動いていきます。そうした中、政治家は将来の日本の姿を見越した上で、自分の判断と行動を瞬時に決める必要があります。優れた人材を養成するシステムの構築も必要ですが、残された時間はほとんどないと思われます。

既存の人材で早く現下の混乱(政治の混迷、原発事故、大震災)を収束させ、骨太の方針を立てて難局に立ち向かうしかないのです。財政破綻や社会保障、安全保障問題の大波は、3.11の大津波以上の高い複合波となって日本を襲おうとしています。既に海岸線からその大波が見える段階に至っていることを、私たちは肝に銘じておく必要があります。

現時点では波はまだ遠くに感じられ、対処する必要も逃げる必要もなさそうに思えるかもしれません。しかし、危ないと思ったときには既に遅く、実際の津波より遥かに甚大で広範囲な被害をもたらし、私たちの生活を根こそぎ奪い去って行くのです。
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酔石亭主

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