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武相愛石会第三十三回石展報告 その7

水石
08 /10 2011

この石も多摩川石です。

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多摩川石。

土坡石と思われますが、天端に平らな部分もあるので段石ともとれる石です。色は真黒ですが、昨日の梨地真黒石ほどの黒さはありません。景がやや散漫に感じられるのは、坡面から山への立ち上がりが後ろに反っているからだと思われます。山の部分が小さいのも、その印象を強くさせる要因になっています。

坡面からの立ち上がりはほぼ垂直あるいは若干前傾していた方が、引き締まった景になるようです。

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参考までに酔石亭主の土坡石です。立ち上がりはほぼ垂直です。

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もう一石。酔石亭主の段石です。

この段石は立ち上がりが後ろに反っています。しかし段部と天端面が大きいこと、段部が前面にやや傾斜していることからマイナス面を打ち消していると思われます。部分的にマイナス面があっても、最終的には、石全体としてバランスが取れているかが鑑賞する上での重要なポイントとなってくるようです。水石の鑑賞は一筋縄ではいかないですね。
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酔石亭主

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