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2012年は備えの年


欧州の基本通貨であるユーロの下落が顕著となってきました。一定の対策は講じられているようですが、それで本当に大丈夫なのでしょうか?ちょっと、いやかなり不安です。

現在の欧州危機は米国のリーマンショックに端を発しています。

リーマンショックの後、世界各国は経済金融危機を抑えるため財政を出動させます。これにより、金融危機は克服されたように見えました。ところが、この施策により各国の財務状況が悪化します。

財務体質の悪い国に財政危機が発生したのです。

EU各国のうちギリシャ、イタリア、スペインなどにおいて、財政危機により国債が下落する(国債の金利が上昇する)事態となりました。

各国の国債が下落すればそれを保有している銀行は多大な損失を蒙り、銀行間取引が減少し、破綻する銀行も出てきます。

金融危機の発生です。

中央銀行が資金を銀行に流し込んでも、先行き不安な各銀行はお金を抱え込みます。結果、経済に資金が回らなくなります。

各国企業の倒産が多発する経済危機の発生です。

欧州の経済が悪化すれば、欧州向けの輸出が多い中国など新興国の輸出企業が倒産します。中国の景気悪化は東南アジアや日本にも多大な影響を及ぼします。このような経路を辿り欧州危機は世界に飛び火していくのです。

翻って日本…。

欧州と米国への不信感から安全資産とされる日本円が買われ続け、財政は安定しているかのような印象を受けてしまいます。しかし、国・地方の借金は1千兆円を超える水準となっており、日本国債のGDP比は195%とイタリアの128%を大幅に超え先進国中最悪です。

団塊の世代が退職年齢となり、金融資産の取り崩しが進み、年金の支払いや医療費は凄まじい勢いで増え続けます。現在の状態を改善しないまま放置すれば、年利1%程度に収まっている国債の金利がある日突然上昇するでしょう。

一旦金利が上昇し始めれば、その勢いを止めることは誰もできません。ギリシャの例のように短期国債の利回りが100%を越えてしまったらどうなるのでしょう?日本の国債を主に購入しているのは日本の金融機関や保険会社。そこにお金を預けているのは私たち国民です。

国債が暴落すれば私たちの預金が自動的に消えていくのです

現在の日本の財政運営は国債の依存分が税収より多くなっています。税収が国民のために使用されるとしたら、国の借金である国債の相当部分は国と地方の議員・公務員の人件費に充てられていることになります。

何のことはありません。私たちが汗水垂らして働いた虎の子の預金が、知らぬ間に国に吸い上げられて議員や公務員の給料になっているのです。そして残されるのが、借金の証文である国債です。

その国債が近い将来デフォルト(債務不履行)になるとすれば、全くとんでもない話です。

そんな事態は絶対に許せない。だから酔石亭主は、徹底した歳出削減、日本の全議員・公務員の給与3割削減、消費税の10%引き上げを実施して対処するよう何度も求めているのです。

何の対処もしなければ、百万円あったはずの預金が、突然引き出せなくなり、引き出せるようになったときは30万円にしかならない。そんな危機に世界第3位の国が直面するのです。いや、国ではなく国民が直面するのです。そうなるのはいつ頃からか?

一般論ですが、何の手も打たなければ3~5年以内に火の手が上がるとされています。

もしそうなら、国は直ちに手を打つ必要があります。そのための最も重要な年度が2012年なのです。今年は日本国の正念場。しかし、政治が停滞している現状では、国会議員もただ右往左往するだけでしょう。その間にも危機はジワジワと深刻化していきます。

誰かが何とかしてくれる、と思うのは甘い考えです。日本政治の現状を見れば、欧州同様国は何もできないでしょう。いや国は国民を犠牲にして借金の棒引き策に走るはずです。となれば、危機が来た場合の対策は自ら講じるしかありません。

動乱の時が始まるのです。日本国は全てが精密機械のように繋がっています。国の財政危機はすぐに銀行の金融危機に繋がり、経済危機へと連鎖していきます。しかも、警戒すべきは財政・金融・経済問題だけではありません。

東南海地震や富士山の大噴火などへの警戒も必要です。経済危機と自然災害の両方が同時に日本を襲ったら、国は破滅を免れません。東日本大震災の経験から、政治が当てにならないことは国民も十分認識しました。もし日本が複合危機に襲われれば、政治は手も足も出せないはずです。

危機への対策は個々人が講じるしかありません。2012年は複合危機への備えをする年です。

私たちは、迫りつつある危機から目をそらせていてはいけないのです。

(注:本ブログにおける謎解きは死と再生を世界の構造の根本に据え、現在の世界がどのように展開してきたかを探るものでした。今までに以下のような四つの世界が開かれていますが、その直前には必ず死があり旧世界が閉じられます。そこが特異点となって相転移が起き、新たな世界が開かれ、自己展開していくのです。具体的には以下のようになります。

一、宇宙の開闢。物質世界が開ける。自己展開。銀河系などの宇宙の形成。
二、生命の発祥。生命世界が開ける。自己展開。多様な生物の形成。
三、人類の発祥。心の世界が開ける。自己展開。文明の形成。
四、日本人の発祥。他律的集団主義の世界が開ける。自己展開。日本人の特殊性の形成。

(現在は第四の世界が自己展開を続けている状態)

以上から、今後日本が直面するであろう困難は、第五の世界が開かれる契機となるのかもしれません。第四の世界の自己展開が極点に達して閉じられ、新たな世界が開かれるのです。具体的には、日本国が財政・経済危機、自然災害により象徴的な死を迎え、そこが特異点となって新たな世界(第五の世界)が開かれるのでは、とも思えます。

もしそうであれば、日本国の破綻は新たな世界を開くための歴史的必然であるとも考えられます。私たちは宇宙史的な進化の現場に立ち会えるのかもしれません……。)

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