FC2ブログ

日々の雑感


ギリシャの第2次金融支援策がすったもんだの徹夜会議の末決まり、無秩序な債務不履行は何とか回避されました。しかし、公共サービスも給与も削減されたギリシャ国民の怒りは頂点に達しており、4月の総選挙で緊縮策反対派が政権を取ればどう転ぶかわかりません。さらにギリシャ危機がポルトガルなどへ波及しないよう十分な手当ても必要で、危機は去ったと言えない様子です。

中東に目を移すと核開発問題でイランは欧米との対決姿勢を強め、ホルムズ海峡封鎖も辞さない構え。そうなると中東からの原油輸入のみならず、液化天然ガス(LNG)の輸入にも支障を来たしかねません。

54基ある原子力発電所の完全停止が近づいている今、海峡封鎖が強行されると、カタール産のLNGに依存している中部電力がまず困難な状態となります。今年の夏に去年同様の猛暑が来れば、東海地方で大規模停電が発生する可能性が高くなるのです。

石炭やLNGの輸入が増大すれば、貿易収支の赤字が増大し経常収支まで赤字となれば、国債の消化に黄信号が点滅します。

「社会保障と税の一体改革」は、中身はともかく消費税の引き上げが実施できないと、日本には増税の余地が十分にあるという市場の見方が崩れ、国債の金利が上昇する引き金になりかねません。金利が上がり続ければ、日本の財政はあっという間に立ち行かなくなるのです。困りましたね。

実は、10年以上も前から日本の財政破綻→預金封鎖、ハイパーインフレ到来→超円安と言った状態になるとの説が何度も本になっています。2000年以前から浅井隆という経済評論家がそんなことを書き散らし、酔石亭主も友人からもらった本を読みました。

彼の説通りなら、とっくにそんな事態となっているはずなのに、実際には全て外れです。(本は捨ててしまったので、うろ覚えで書いていますが…)最近ではどんどん時期をずらし2014年に破綻するとしているようです。

狼少年浅井氏の説は煽りに煽って本を売るための無責任なものですが、私たちはそろそろ本当の狼が来ることを意識の片隅に置く必要がありそうです。と言っても自分でできることはほとんどありません。国に様々な施策を要求していくしかないのです。

例えば、日本政府はギリシャの財政危機を他山の石とすること。国・地方の公務員の人件費を10兆円引き下げすること。消費税を早急に引き上げて財政再建に断固とした姿勢を見せること。そうしたメッセージを発信することで日本の信認を高め、投機筋が付け入る隙きを与えないようにしてほしいと思います。

現在も国会が開かれていますが、不毛な議論を続けるだけなら、橋下大阪市長が言うように、国会議員を総とっかえしてでもきちんと物事を決めるべきです。残り時間はどんどん短くなっています。狼が来ないうちに早く対策を……。
スポンサーサイト



プロフィール

酔石亭主

Author:酔石亭主
FC2ブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
最新トラックバック
月別アーカイブ
カレンダー
01 | 2012/02 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 - - -
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
最新コメント
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる