FC2ブログ

消えた年金資産


2千億円もの年金資産のほとんどを消失させたAIJ投資顧問が、あろうことか旧厚生省OBが経営する年金コンサルタント会社と顧問契約を交わしていたとのこと。このOBは旧社保庁において年金担当なども務めたそうです。また社保庁から23人も年金基金に天下っており、彼らの人脈を通じてAIJは多くの年金基金から運用委託を受けた模様です。

本当にとんでもない話ですね。損害を蒙ったのは中小企業中小企業が業種や地域ごとに作る「総合型」の年金基金で、体力のない小さな企業が集まったものです。中小企業の社員の皆さんにとって唯一の老後の支えであるお金を、詐欺同様に騙し取るなど許されるものではありません。

その許されざる所業に、本来年金を守るべき役所のOBが加担していたとは、もう呆れ果ててものも言えません。AIJがタックスヘイブン(租税回避地)であるケイマン諸島のファンドを使っていることから、当初から詐欺的な要素が垣間見えます。言い換えれば、社保庁や厚労省は詐欺の手引きをしたようなものです。

各年金基金が蒙った損害は、社保庁(現・日本年金機構)と厚労省の共済年金から全額補填すべきものではないでしょか?何人かのOBの問題に還元させるべきでは絶対にないと思います。

それにしても、2千億円です。1億円を毎年浪費しても2千年を要するお金。どうやったら消せるのか不思議でなりません。いや、2千億円程度で驚いていてはいけません。

旧厚生省や旧社保庁は、年金施設の売却や所管の能力開発機構施設売却などによる巨額損失、年金を社保庁の事務経費等に流用などありとあらゆる無駄遣いによって、総累計額では6兆円以上もの年金資金を消失させたとのことです。(この数字が正確かは確認できていません)さらに、いわゆる消えた年金問題でも国民に大迷惑を掛けています。

一体誰がこの責任を取るのでしょうか?あるいは取ったのでしょうか?誰一人として責任を取ってはいません。厚労省は総損失額を自らきちんと計算して公表の上、自分たちの共済から補填すべきでしょう。
スポンサーサイト



プロフィール

酔石亭主

Author:酔石亭主
FC2ブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
最新トラックバック
月別アーカイブ
カレンダー
02 | 2012/03 | 04
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
最新コメント
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる