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藤沢歴史散歩 その2

未分類
03 /29 2012

今回から藤沢本町周辺を具体的に見ていきますが、各内容はそれほど詳しくは書きません。詳細は過去記事に飛んで頂き、参照されるようお願いします。

藤沢市における秦氏と徐福子孫の痕跡は本当にかすかなものです。一応3カ所が見るべき場所となっています。具体的には白旗神社、妙善寺、羽鳥の御霊神社です。白旗神社と妙善寺は近い場所にありますが、御霊神社は本町駅からやや距離があります。


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白旗神社と妙善寺の位置を示すグーグル地図画像。


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御霊神社を示すグーグル地図画像。拡大して全体の位置関係を確認ください。

「その1」にて書いたように、800年の富士山大噴火を逃れた秦氏と徐福子孫は秦野と寒川に移動しました。寒川に入った徐福子孫が創建したのが相模国一の宮である寒川神社です。
記事タイトル「富士山麓の秦氏 その27」から「その35」において、彼らが寒川や秦野に移住した経路を詳しく書いていますので参照ください。

彼らの一部はその後藤沢に至り、寒川神社を勧請します。そう、現在の白旗神社の前身は寒川神社だったのです。

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白旗神社。元は古墳だったような感じがします。

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解説板。

解説板にもポイントがはっきり出ています。古くは相模国一の宮の寒川比古命の御分霊を祀って、寒川神社と呼ばれていたが、創立年代はくわしくはわからない、とあります。

祭神の寒川比古命は徐福あるいは徐福子孫、配神の大山祇命もまた徐福を意味していると思われます。創建は多分800年の初めごろになると思われます。その後1189年に自害した義経の霊を祀ることで寒川神社は白旗神社となったのです。

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白旗神社拝殿。

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もう一枚。

しかしそれだけでは、秦氏や徐福子孫が藤沢に来たことの証明にはなりません。そこで、御霊神社のグーグル地図を参照ください。地名が羽鳥となっています。この地名は明らかに秦氏地名であり、秦氏が居住していたことを証明するものです。

と言うことで、白旗神社から羽鳥の御霊神社に向かいます。神社は羽鳥小の北側に鎮座していますが、わかりにくいので携帯などで地図を見ながら、あるいはグーグル地図を拡大コピーして参考にしながら行ってください。

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羽鳥地区の案内板。

羽鳥地区には他にも旧跡が幾つかあります。例えば養命寺には国指定の重要文化財である木造薬師如来坐像があります。但し普段は開帳していません。

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養命寺。

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解説板。

道草はほどほどにして御霊神社に向かいます。

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御霊神社です。

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梵鐘。

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解説板。

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梵鐘の拡大画像。秦景重の名前が見えます。

鐘が鋳造されたのは1386年ですが、秦氏が鋳造したされたものがここにあることに因縁めいたものを感じます。

続いて白旗神社と妙善寺を示すグーグル地図画像を参照ください。本町方面に戻り妙善寺に向かいます。(ストーリー上時代別に見ていますが、実際には本町周辺で大庭御厨関係、義経関連を全部見てから羽鳥の御霊神社に向かうのが効率的です)

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妙善寺山門です。

ここの福岡家墓碑には徐福と秦氏に関する歴史が刻まれています。

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墓碑です。

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拡大します。徐福の名前がはっきり見えます。

妙善寺における秦氏と徐福に関しては、「鎌倉・藤沢の義経伝説 その12」、「秦さんはどこにいる? その12」、「富士山麓の秦氏 その24」、「富士山麓の秦氏 その25」で詳しく取り上げていますので参照ください。

以上の3つの痕跡から、藤沢市に秦氏と徐福子孫である福岡氏が秦野あるいは寒川町から来ているのはほぼ間違いないと思われます。その傍証になるかどうかわかりませんが、名前ランキングによると、神奈川県における秦野姓総数94人中、藤沢市は16人と県下最大の人数となっています。また、神奈川県における福岡姓総数372人中、寒川町が45人でトップ、藤沢市が22人で2位となっています。(但し、横浜市と川崎市は各区別の人数で比較)

酔石亭主にとって身近な場所に秦氏と徐福子孫の痕跡があるのですから、過去の歴史は本当に面白いですね。

                 ―藤沢歴史散歩 その3に続く―
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酔石亭主

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