大磯・高麗山の秦氏 その13 鷹取山


霧降の滝周辺は鷹取山礫岩層となっており、水石となりそうな礫岩がないか見たのですが、残念ながら何もありませんでした。少しがっかりしながら山道を歩きます。

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ルートを示す案内板。日之宮神社と立石を目指します。

湿気が強く暑いので山歩きの爽快感は全くありません。しばらく歩くと山の尾根筋に出たのか急に視界が開けます。

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尾根筋と言うには平坦な場所です。

彼方に大山が望めます。地図で見ると北北西のライン上に鷹取山、空海の弘法山、大山が並びます。秦氏もここから大山を眺望したのでしょうか?多分違うようです。

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もう一枚ズームで。霞んでいますが、大山は見えています。

視界が開けたのはこの場所だけで、後はまた山道を登ります。小さな虫が顔に纏わりついて煩いこと甚だしい。この山は冬場に訪問すべきと思いました。

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木の写真。2本の木が下部で合体した、合体木とも夫婦木とも言えそうな木。

尾根道を歩くと標高150mの日之宮山に到着します。神社でもあるかと思いましたが、日之宮の小さな祠があるだけでした。

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日之宮神社。

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解説板。

大日霊貴命(おおひるめのむちのみこと)を祀る祠でした。大日霊貴命は太陽神に変身する前のアマテラス(太陽神を祭祀する巫女)です。天照大神を祀る神明社や皇大神宮は神奈川にも多く存在しますが、大日霊貴命を祀る神社は数少ないと思えます。言い換えれば、鷹取山一帯は古い祭祀場であったことになります。

大磯の白岩神社裏山から見た鷹取山を「その11」でアップしていますが、白岩神社の祭神もイザナギ、イザナミ。若宇加能売命ですから、こちらもとても古い神様です。(注:若宇加能売命は伊勢神宮外宮の豊受大神、伏見稲荷大社の宇加之御魂神と同神)

ところで、「大磯・高麗山の秦氏 その10」において、白岩神社手前の豪邸をアップしています。

このお宅は何と井上準之助の別荘でした。画像では不鮮明ですが、確かに表札は井上とあります。井上が白岩神社の脇の土地を求めたのは明治39年とされています。彼は濱口内閣において大蔵大臣を務め、その後昭和7年(1932年)2月9日に血盟団のメンバーによって暗殺されました。井上準之助の詳細は以下を参照。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%95%E4%B8%8A%E6%BA%96%E4%B9%8B%E5%8A%A9

白岩神社と井上準之助。思わぬところに歴史が転がっていると知らされました。

             ―大磯・高麗山の秦氏 その14に続く―
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