FC2ブログ

リスクへの備えは十分か?


太平洋戦争が終わってから70年近くが経過しています。この間日本は比較的順調に成長し、私たちの生活も安定したものでした。すなわち、定年まで企業で働けば、何とか住む家も確保でき、退職後は年金を受給し一生を全うできたのです。その意味では、リスクの低い生活を享受できたと言えるでしょう。(もちろんこれは一般論ですが…)

しかし今後の20年を展望したとき、私たちが直面しそうなリスクはかつてないほど高まっています。それらのリスクから何とか逃げ延びることができるのか?多分、難しいでしょう。私たち自身が生きている間に襲いかかると想定されるリスクを直視して、どう対処すべきなのかを考える必要があるのです。

まずどんなリスクが想定されるか見ていきます。

身近なところでは年金問題があります。7月19日の日経新聞によると、日本は公的年金全体で750兆円もの債務超過に陥っており、この莫大な債務を将来世代に背負わせているのが年金問題の本質とのことです。

少子高齢化の進展や企業の海外進出による雇用の減少などを考えると、莫大な債務を将来世代が背負えるはずがありません。どこかの段階でリセットが必要になるのです。リセットすれば、受け取れるはずの年金がほとんど消滅することになります。人生の将来設計に年金を組み込んでいると、私たちの生活は立ち行かなくなるのです。

年金がダメなら生活保護があるさ、との意見もあるでしょう。しかし、現時点で既に税収と生活保護費が等しい自治体もあります。おひとりさまが増え仕事が減る状況は今後も続くと想定され、現在3兆円を越える生活保護費が国の税収の半分の20兆円を越える日もそう遠くはありません。

これらの点を考慮すれば、私たちの生涯は年金収入を組み込まないで設計する必要があるのです。後になってこんなはずではなかったと嘆いても、時すでに遅しです。将来直面するであろう現実から目をそむけることなく、できるだけ早く人生設計を組み立て直すべきと思います。

次に想定されるのが日本国の財政破綻リスクです。

日本国の債務は1,000兆円を越える天文学的な数字となっています。これに対して、財政破綻は財務省が言っているだけで、家計の金融資産は1,400兆円ある。対外純資産は世界一の253兆円だ。日本の国富は約2,600 兆円で、家計部門が 2,000 兆円もあるから破綻の心配はないとの議論もあります。

しかし、幾ら計算上の国富が2,600兆円あっても、それはお金ではありません。国富をお金に替える段階では10分の1程度に目減りするでしょう。かつて雇用・能力開発機構が400億円以上の大金をつぎ込んで建設した「スパウザ小田原」の買い取り価格は確か10億円以下だったはずです。逆に2,600兆円もの国富を投入して40兆円の税収しか生み出せない構造に問題があると言えるのかもしれません。

金融資産の1,400兆円も負債を引けば1,000兆円以下になるはずです。つまり私たちの預金は銀行の内部では既に国債と言う「領収書(帰ってこないお金)」に変えられているのです。従って財政破綻リスクも決して小さなものではありません。長期金利の動きには注意が必要です。

将来日本が財政破綻したとします。お金の価値は半分以下に下がるでしょう。年金に頼らず3千万円の預金を持っている人はその半分以下のお金で残りの人生を過ごす羽目となります。住宅や車のローンを抱え給与収入のある現役世代は、多分名目の給与が増え、会社も円安で輸出が増えるのでそれほど影響はなさそうです。つまり財政破綻リスクは現役世代ではなく引退世代を直撃するのです。

この対策は海外に移住する、または資金を円貨から外貨に換え現金で手元においておくしかありません。銀行に外貨で預けていた場合、強制的に円転換される可能性があります。現金であれば円の価値が半分以下になった時点で円に交換すれば目減りは防げるはずです。

次に考えられるのが災害リスクです。

つい先日も九州が記録的な豪雨に襲われ、30人以上もの死者・行方不明者が出ました。首都のある関東においてはどうでしょう?間違いなく多くの災害リスクが存在します。首都直下型地震、関東大震災型地震、富士山の大噴火などですね。

酔石亭主の藤沢市は比較的災害の少ない地域ではありますが、富士山が噴火したら火山灰の影響で物流・通信網はストップし甚大な被害を受けることになります。

これらのリスク対策は危険地域から他地域への移住しかありません。そうは言っても、太平洋沿岸地帯は、東海地震、東南海地震、南海地震の連動地震も想定され、安全な場所と言い切れないのです。

上記とは異質なリスクとして中国リスクがあります。尖閣諸島の問題は言うに及ばず、最近では沖縄もかつて中国の属国だったから自分たちの物だなどと言い始めています。西沙諸島・中沙諸島・南沙諸島を勝手に三沙市にして、自分の領土と主張しています。

ならば、旧満州は日本の物ですし、上海の租界も日本の物。いや中国全土がかつては元や清の領土だったのですから、モンゴルは中国を取る権利があることになります。東トルキスタンやチベット、南の少数民族も自主独立を求めるべきです。さらに上海閥と北京をもっと争わせて分裂させましょう。これらがうまく行けば、中国は分割され圧力を弱めることができます。まあ、巨大化した中国の問題は個人ではどうにもならないことですが…。

秦氏の呪縛で私たちはリスクに目を向けない傾向があります。でも、リスクを直視し行動を起こすことでしか問題は解決しないのです。私たちは、中国リスクは別として、将来直面するであろう諸問題をじっくり考え、自ら対処する必要があるのではないでしょうか?
スポンサーサイト



プロフィール

酔石亭主

Author:酔石亭主
FC2ブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
最新トラックバック
月別アーカイブ
カレンダー
06 | 2012/07 | 08
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
最新コメント
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる