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聚楽園にある嚶鳴庵の紅葉

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12 /05 2012

愛知県東海市の聚楽園には隠れた紅葉の名所があります。それが茶室嚶鳴庵(おうめいあん)です。


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聚楽園の位置を示すグーグル地図画像。

かつての料理旅館「聚楽園」跡地に建てられたもので、この旅館は伊勢湾を望む絶景の地にあり、(今は工場地帯を望む)名鉄電車から見た記憶では多分3階建て程度の趣のある木造建築でした。当時は名古屋の財界人などが利用したようです。

この旅館を立てたのは山田才吉と言う人物です。詳細は以下Wikipediaより引用します。

1916年(大正5年)、知多郡上野村に料理旅館「聚楽園」を開業。敷地内には才吉の自宅もあった。当時、名鉄常滑線聚楽園駅は海岸線沿いに位置しており、名古屋市近郊の観光地として客を集めたが、才吉が没した翌年の1938年(昭和13年)に売却された。
東海市の聚楽園公園となっており、営業当時に建立された聚楽園大仏も現存する。園内にあった旅館の建物は解体され、跡地は茶室「嚶鳴庵」となっている。


せめて建物が残っているうちに行ってみたかったのですが、今ではどうにもなりません。名古屋市内の白壁町にあった良く似た名前の「櫻明荘」も取り壊されてしまいました。こちらの茶室は日本建築の究極の美を表現していたように思えます。

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聚楽園公園の園内に入ると案内板が…。

大仏とありますが、もちろん鎌倉大仏ではありません。山田才吉が私費を投じ1923年(大正12年)に着工。1927年(昭和2年)5月21日に完成したものです。コンクリ大仏なので特に写真は撮影していません。

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園内を歩いているとあちこちで紅葉が見られました。(現時点では紅葉もほぼ終わりかも…)

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池の水面に揺れる紅葉。

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嚶鳴庵へと向かう石段の紅葉。

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嚶鳴庵の紅葉。

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もう一枚。

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さらに一枚。

嚶鳴庵の室内から見る紅葉は、紅、黄、薄緑と見事なグラデーションを見せ、ため息が出るほどのものでした。一服の抹茶とお茶菓子をいただきながら紅葉を眺める時間は正に至福のひと時です。ところが、デジカメのバッテリーが切れて肝心の室内からの紅葉は撮影できずに終わりました。誠に残念ですが、自分の目には焼き付けたので良しとします。

嚶鳴庵の詳細は以下を参照ください。
http://kimkim123.web.fc2.com/mnphot3/p0602oumeian.htm

愛知県の紅葉で有名な場所は香嵐渓ですが、見頃になると朝の7時前には渋滞が始まっているようです。そんな場所より、静かで京都にいるかのような雰囲気を味わえる嚶鳴庵の紅葉は価値は高いと思われます。来年機会があったら行かれることをお勧めします。ただし、今年の紅葉は10年に一度とか。来年に鮮やかな紅葉が見られるか、保証の限りではありません。
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酔石亭主

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