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庄内川石 その7


庄内川を歩いていると「その5」でアップしたのと同じような石灰質を含んでいると思われる石がありました。景に変化がありそうなので掘り出してみると…。

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石灰質を含む石。左右23cm。

「その5」よりも激しく浸食を受けたと思われる石です。左右は23cmで特別大きな石ではありませんが、奥行きがあってずっしりと重い石でした。これを持ち帰ると他の持ち帰り可能な石は数が限られてしまいます。

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拡大画像。鉄錆がかなり付着しています。

波しぶきが打ち寄せる断崖の下の洞窟で厳しい修業に明け暮れる空海の姿が連想されます。洞窟の隣には滝も流れています。

秦氏とも関係の深い空海は、四国の室戸岬にある海蝕洞で「虚空蔵求聞持法」の厳しい修行に明け暮れ、その最中に明星が口に飛び込んで悟りが開けたとされます。彼が修行した海蝕洞は神明窟と称されています。

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床の間の席飾りとしてみました。

軸は中谷文魚の俳画で「月に雁」です。煌々とした光を放つ月の下を雁が群れをなして飛んでいます。句は小林一茶の「喧嘩すなあひみたがひの渡り鳥 」。空海が神明窟で修行をしているさなか、初冬の夜空を雁が飛ぶ情景が浮かんでくるように思えたのですが、素朴な一茶の句と穏やかな画の情景は、荒れた海を前に修行する空海に全くマッチしません。この席飾りは失敗作と言うしかなさそうです。

この軸に合わせるには「その1」でアップした土坡が適していると思えます。その場合は、伊勢湾越しに見えるなだらかな養老山地や鈴鹿山脈の上を、月の光に照らされて雁が飛んでいる情景が目に浮かんできます。でもかつて実際に見たのは、夕日に照らされながら飛んで行く渡り鳥の群れでした。ちなみに、雁は昼夜を問わず飛ぶそうです。
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