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熱田神宮の謎を解く その28

熱田神宮の謎を解く
03 /05 2013

フルーツパークの駐車場脇から東谷山へ向かう散策路(登山道)がありました。

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散策路の表示。

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フルーツパーク案内板。

しかし尾張戸神社の表参道は愛知用水の脇から登るようなので、ぐるっと回り込みます。


大きな地図で見る
グーグル地図画像。

道路がY字になったところが散策路の入り口です。表参道入り口は東谷山を廻り込んだ東谷奇玉宮の向かい辺りとなります。しかし、東谷奇玉宮って何でしょうね?「富士山麓の秦氏」で見たように古い歴史のある場所には新興宗教が入り込んでいます。これも同類かもしれません。

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東谷奇玉宮。

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社殿。

何と鳥居の上にX字の木組みがあり、ダビデの六芒星(ろくぼうせい)が神紋として刻まれています。全く驚き桃の木ですね。調べたところ、天祖光教(てんそこうきょう)と言う新興宗教の教祖を祀ってある施設のようです。

それはともかく歩き始めましょう。しばらく歩いていると足元の石が気になりました。

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石です。

もちろん川擦れしていないので、石片に過ぎません。でも、石に豆点が入っています。良く見ると、ほとんどの石に豆点が入っていました。持ち帰って研磨すれば、結構見られる石になりそうです。でも、登山道にある石を持って行くのは好ましくないと思うので、見るだけにしましょう。庄内川では豆点を一石だけ揚げています。この豆点も原石は東谷山から出たのでしょうか?あれこれ想像してみると面白いですね。

山は198mと低いので山頂までさほど時間はかかりません。途中に古墳もありますが、尾張戸神社を参拝した後で見に行きます。

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結構急な石段です。

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石段の先に神社が見えてきました。

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山頂に鎮座する尾張戸神社拝殿。

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扁額。

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解説板。

解説板はえらく簡単にしか書いてありません。「天火明命ほか2神をまつり」ではあまりにもかわいそうです。天香語山命と建稲種命の名前も書くべきですね。この神社は成務天皇の5年に尾張連宮簀姫命の勧請により創建されたとのこと。白鳥塚古墳の古さと連動しているように感じられます。

尾張戸(おわりべ)神社つまり尾張氏一族の神社に尾張氏の最重要メンバーが祀られ、その中に天香語山命がいるのですから、この神はどうしても尾張氏のように見えてしまいます。既に書いたように「先代旧事本紀」によれば天香語山命と高倉下は尾張氏系の同一人物となります。系図的には以下の通り。

天火明命―天香語山命(高倉下)―天村雲命

さてはて、天香語山命と同神とされる高倉下は物部氏なのでしょうか、それとも尾張氏なのでしょうか?疑問は後で検討するとして周辺を見ていきます。

              熱田神宮の謎を解く その29に続く
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酔石亭主

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