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熱田神宮の謎を解く その29

熱田神宮の謎を解く
03 /06 2013

尾張戸神社は古墳の上に建てられています。その状態を見るため神社の背後に回ります。

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神社の背後から本殿が見えます。

解説板にあったように古墳の上に神社が建てられていると実感されます。古墳は4世紀前半の築造とされ、白鳥塚古墳との関連性が指摘されています。ただ、古墳主体部は発掘されておらず、不明な部分も多いそうです。詳細は以下を参照ください。
http://www.geocities.jp/moriyamamyhometown/moris11.htm

なおWikipediaには以下の記載があります。

延喜式に「山田郡 尾張戸神社」とあり、また国内神名帳に「従二位尾張戸天神」の名が見られるほどの歴史を持ち、かつては熱田神宮に次ぐ大社であったという。当国明神(のちに東谷明神)の別名を持ち、東谷山(当国山)の名前の由来ともなった。疫病除けの神として知られる。末社には中社・南社の二社があり、中社には白山菊理媛命が、南社にはイザナギ・イザナミが祀られている。

「東谷大明神草創本基」によると成務天皇5年(135年)、宮簀媛命による勧請と伝わる古社で、尾張国造・尾張氏の祖神を祀ったものである。東谷山西麓には多数の古墳が所在し、尾張戸神社も古墳の上に作られている。そのため、この地が尾張氏の本貫地であったと伝えている。…中略…名古屋城の鬼門にあたる位置に所在することから、尾張徳川家の信仰は篤く、寛文年間には二代藩主徳川光友の命によって中社・南社を含めた社殿の造営が行われ、それ以後も藩費による営繕が行われた。かつて本殿は八幡造であったが、明治時代になって神明造に建て替えられている。


記事によれば、東谷山は尾張氏にとって最重要な場所(本貫地)のようです。でも、実際はどうなのでしょう?疑問はさて置き裏の道を少し歩いてみました。すると…。

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何やら石組があって平石が橋のように置かれています。

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解説石板。

東谷山から志段味地区は尾張国古墳文化の中心地で、平石(天井石)は東谷山西麓段丘上にある第三号古墳石室の天井石を移設したものでした。神社に戻り山頂からの眺望を確かめます。

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山頂からの眺望。庄内川の流れと高蔵寺の町が望めます。

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猿投山方面。霞んでいます。

山頂部を見終わったので、こんどは東谷山フルーツパークに向けて下ります。歩き出すとすぐに古墳がありました。

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中社古墳です。いかにも古墳らしい形になっています。

古墳の上には社が鎮座しています。白山菊理媛命が祀られているのでしょう。高蔵寺の五社大明神社にも同じ神が祀られています。

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解説板。4世紀半ば築造の古墳とのこと。

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さらに下ります。急な上に段の幅が広く実に歩きにくい。

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また古墳です。南社古墳の周囲には河原の石が見られます。

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解説板。

わざわざ川から川石を運んだようです。大変な労力だと思われますが、被葬者はそれほどの実力者であったのでしょう。

中社古墳、南社古墳のいずれも白鳥塚古墳同様大和王権との関連がありそうです。守山区一帯には多数の古墳が集積しています。写真撮影はしませんでしたが、探石をした庄内川の脇にも4世紀築造の古墳とされる天王山古墳がありました。


大きな地図で見る
位置を示すグーグル画像。丸い森になった部分が古墳です。

探石に適した河原のすぐ近くに古い時代の古墳まであるなんて面白いですね。天王山古墳詳細は以下を参照ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%8E%8B%E5%B1%B1%E5%8F%A4%E5%A2%B3_(%E6%98%A5%E6%97%A5%E4%BA%95%E5%B8%82)

守山区における古墳の詳細は以下を参照ください。
http://www.geocities.jp/moriyamamyhometown/index.html

フルーツパークにも立ち寄り写真を撮りましたが、ここは枝垂れ桜が良さそうなので、その季節にでも行って撮影しアップしたいと思います。東谷山一帯もほぼ探索し終えたので、次回から天香語山命について検討します。

               熱田神宮の謎を解く その30に続く
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酔石亭主

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