厄介な隣人たち


このところ時事的な話題を取り上げてきませんでしたが、たまには書いてみたいと思います。

日本の隣国である北朝鮮、中国、ロシア、韓国は日本にとって実に厄介な国々です。ロシアは日本の北方領土を不法に占領し返還する姿勢を見せず、韓国は竹島の不法占拠を続けています。北朝鮮は核を弄び、日本人を拉致し、幼い張氏の孫まで殺害したとされます。国民は寒さと飢えに震え、発言の自由などどこにもなく、李氏朝鮮の時代で時計の針が止まった状態となっています。

環境汚染大国・汚職大国中国は、チベットや南モンゴル、東トルキスタン、南シナ海だけでは飽き足らず日本領の尖閣諸島まで奪おうと挑発を続けています。面白いのはこの四つの国のうち三つまでが共産国家であることです。韓国にしても法治国家とは言い難い動きが様々な場面で見られます。ところがこれらの国々は自分たちの悪行を棚に上げ日本批判に終始しているのです。

先日の国連安保理において中国は、安倍首相の靖国参拝をファシズムに対する勝利への挑戦、国連憲章に基づく戦後の国際秩序に対する挑戦だ。日本の指導者は、隣国を含む国際社会の信頼を勝ち取るため、侵略の歴史を認め、誤りを行動によって正すべきだなどと批判しました。韓国も同様に靖国参拝や、竹島を「日本固有の領土」と明記した学習指導要領解説書の改訂を批判し、慰安婦問題についても日本政府はいまだに責任を取っていないと指摘しています。

中韓の批判に対し日本の国連次席大使は、安倍総理大臣の靖国神社参拝は日本が再び戦争への道を歩まないことの誓いであり、慰安婦問題はすでに決着し外交問題にすべきでないと反論したそうです。

こうしたやり取りを見ていつも思うのは、なぜ日本は(日本人は)こうも議論が下手なのかと言うことです。相手が言ったことに対して、いや靖国神社参拝は日本が再び戦争への道を歩まないことの誓いだ、慰安婦問題は解決済みだと反論しても、それは言われたことへの言い訳にしか聞こえないからです。

中国が日本に対し、「国連憲章に基づく戦後の国際秩序に対する挑戦だ。日本の指導者は、隣国を含む国際社会の信頼を勝ち取るため、侵略の歴史を認め、誤りを行動によって正すべきだ」と批判するのであれば、中国は国連憲章にある基本的人権と人間の尊厳や、善良な隣人として互に平和に生活し、国際の平和及び安全を維持するためにわれらの力を合わせる、と言った憲章の精神に全く反している点を鋭く指摘すべきです。

すなわち、チベットを強奪し彼らの基本的人権や尊厳を完全に踏みにじり、民族浄化政策を強行しチベット人の平和な生活を奪っている点。南モンゴルの人たちを虐殺し、東トルキスタンを占領し自分のものとし、ブータンの国土を削り取り、フィリピンやマレーシア、ベトナム領である南沙諸島や西沙諸島を奪い、南シナ海を我がものにしている現状。そして尖閣諸島まで奪おうとしているのは国連憲章の精神に対する侮辱・挑戦であり、安保理理事国の資格はないと断じるべきでしょう。さらに文化大革命の際、2千万にとされる人々を殺したのは国連憲章に基づく戦後の国際秩序に則った行為なのか聞いてみるべきです。

また中国国内における非民主的な共産党の一党独裁と腐敗を批判し、憲法に基づく法治や民主、人権擁護を主張する人権活動家・許志永氏の逮捕も国内における基本的人権の重大な侵害である点を指摘するべきです。

つまり、中韓が歴史認識や慰安婦問題などを持ち出して日本を批判した場合、それは違うと反論するのではなく、常に彼らが過去から現在に至るまで抱えている様々な行為を強く批判するべきなのです。日本を批判すれば、自分たちが隠蔽しようとしている問題を常に取り上げられる結果になる。そう彼らに知らしめるべきです。

中国が、「戦後の国際秩序に対する挑戦だ。日本の指導者は、隣国を含む国際社会の信頼を勝ち取るため、侵略の歴史を認め、誤りを行動によって正すべきだ」と言ったら、同じ言葉で「チベットの強奪や、南モンゴルの虐殺その他もろもろ行為は国連憲章に基づく戦後の国際秩序に対する挑戦だ。中国の指導者は、隣国を含む国際社会の信頼を勝ち取るため、侵略の歴史(歴史だけでなく現在も続いている)を認め、侵略した国を返還し、誤りを行動によって正すべきだ」と言えばいいのです。

韓国に対しても同様で、朴大統領の父親は正に慰安婦の管理者であり、韓国政府と韓国軍は自国の女性を慰安婦として働かせていた点を、資料を元に指摘し、ベトナムでの韓国軍による凄惨な虐殺行為、また20万人が虐殺されたとされる保導連盟事件(ほどうれんめいじけん)、6万人が虐殺されたとされる済州島四・三事件(さいしゅうとうよんさんじけん)など、国連憲章にもとる数々の大虐殺事件の謝罪を要求し責任を追及すべきです。

品位に欠ける批判に対して、品位に欠ける反論をするのは相手のレベルにこちらを合わせることになり、決して好ましいことではありません。しかし、冷徹な国際関係のやり取りにおいては、相手に二度と侮辱的な言辞を語らせない断固とした対応が必要なことは言うまでもないでしょう。自国の抱える問題を隠ぺいする目的で、批判のための対日批判を繰り返す中韓への今後の対応を日本側としてきちんと考えていくべきです。
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