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積極的平和主義、不戦の誓いとは?

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02 /01 2014

安倍首相はしばしば、積極的平和主義、不戦の誓いと言うフレーズを口にします。この二つは、実質的には中国や韓国を念頭に置き、彼らの行動や批判に対する日本の立場を示すものです。言い換えれば、これらのフレーズは二国間の問題に持ち込んだ理念であり、第三者や世界を納得させ得るものではありません。

一方で中国は、安倍首相の靖国参拝をファシズムに対する勝利への挑戦、国連憲章に基づく戦後の国際秩序に対する挑戦だ。としています。これは何を意味しているかと言うと、日本は敗戦国だから戦勝国の寄り合い所帯(=United Nations)の一員である中国に逆らうのは戦後の国際秩序への挑戦だとしているのです。もちろん現在の中華人民共和国(中国共産党政権)が国連に加盟したのは1971年であり、彼らは戦勝国ではありません。いかにも中国らしいずるがしこい物言いだと理解されます。

既にご承知と思いますが、United Nationsの訳は国際連合ではなく「連合国」(=戦勝国の寄り合い所帯)であり、日本は意図的に語訳している訳です。

さてそこで、安倍首相が積極的平和主義を標榜するのであれば、世界が納得する内実のあるものとし、かつ中国などの危険な挑発行為をけん制できるものにしなければなりません。まずUnited Nationsが70年も前の連合国を意味するため、世界平和や基本的人権を希求する国々にとって名称自体が不適切であり、例えばUnited Peace Nationsに名称を変え、平和国家連合とするよう提案したらどうでしょうか?

そして、安保理のメンバーは戦後から現在に至るまで、人権侵害や他国を侵略したことのない国家の中から選ぶことにするのです。さらに、平和主義と基本的人権の尊重を最重要理念として前面に打ち出し、それに違反した国に対しては警告を出し、3回の警告でも従わなかった場合はオブザーバーへと強制的に資格変更し、なお対応しない場合には除名処分とするような仕組みを作ることです。基本的人権の侵害に対しては、個人が直接平和国家連合に提起できる仕組みも必要です。

仕組みができれば、中国のチベット族やウイグル族に対する弾圧を防ぐことができ、他国への侵略行為もなくなり、逮捕された穏健な人道主義者は釈放され、ひいては中国の民主化が早まって覇権国家の姿勢が改まる可能性があります。(それほど甘くはないでしょうが、多少でも良い方向に向かうと思われます)提案は日本自身がする必要はなく、どこか親日の小国と打ち合わせ提案してもらい、それに乗る形をとる方がスムーズです。

こうした提案にもちろん中国は反対するはずで、反対すれば反対する程非人道的な覇権国家である姿が浮き彫りになってきます。提案の主旨は平和を希求し基本的人権を尊重する国々の連合ですから、どの国も反対しにくいし、安倍首相が提唱する積極的平和主義を具現化する上で最も良い策と思うのですが、いかがなものでしょう?

日本は平和と基本的人権を守る国々のリーダーとして世界の前で存在感を発揮いただきたいと思います。そしてそれ自体が最も強固な日本の安全保障政策となるのです。いつもの受け身の対処ではなく、自分たちで自律的に物事を動かし世界のありようを変えていく姿勢を日本の指導者・当局は見せてほしいと思います。
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酔石亭主

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