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岐阜市の建物探訪

建物探訪
09 /17 2015

岐阜市に関しては、以前うだつの上がった商家や河原町沿いの古い商家などをご紹介しています。今回は本町1丁目界隈の商家を見ていきます。この一帯には豪壮な商家建築が点在し、かつての繁栄を偲ばせています。建築時期は多分明治時代と思われますが、江戸末期のものもあるかもしれません。


本町1の信号周辺を示すグーグル地図画像。

この画像で、本町1の信号を北に進み、次を右に曲がりましょう。すると、早速うだつの上がった建物が見えてきました。

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うだつの上がった建物。

うだつの建物の先にも、何やら中国風の面白そうな建物が見えています。後でこちらも行ってみますが、今回はうだつ建築に焦点を当てましょう。

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建物の全景。

見事なうだつが上がっています。うだつ先端部も、美濃うだつほどではないにせよ装飾性があり、両端部が跳ね上がっています。

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白黒写真風に。

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うだつ先端部。

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後ろ側もうだつとなっています。

後ろ側のためでしょうか、うだつ両端部は正面ほど跳ね上がってはいません。

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間口に比較して奥行きが長いのは商家建築の特徴です。

うだつは漢字で梲、卯建、卯立などと表記します。当初は単なる防火の用の役割を持った壁に過ぎなかったものが、時代が下ると富と繁栄の象徴を示すものになりました。うだつを定義すれば、町家や民家において妻壁を二階屋根より高く上げて小屋根を付けたもの、とでも言えましょうか?もう一軒のうだつは既にアップしていますので、以下を参照ください。(注:今回アップしたうだつ建築も、既にアップした記事の中にストリートビューからお借りした形で載せています)
http://suisekiteishu.blog41.fc2.com/blog-entry-1588.html

次回は中国風の建物を見に行きます。
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酔石亭主

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