岡崎市の神社仏閣探訪 その21
未分類上地八幡宮のすぐ近くには土呂八幡宮(とろまんぐう)が鎮座しています。でも、前もって場所をよくチェックしていなかったせいか、少し迷ってしまいました。
鎮座地を示すグーグル地図画像。
住所は岡崎市福岡町南御坊山19番地。地名からしても三河一向一揆に関係しそうな雰囲気があります。
街道の雰囲気を残した街並み。この道に入ったのがそもそもの間違いでした。
鳥居と境内。
境内と拝殿。
拝殿です。
解説板。本殿は重文となっています。
社伝によれば、奈良時代末期から平安初期の創建とのことです。応仁年間の1467~1469年に蓮如上人が同社の神宮寺の側に本宗寺を建て三河一向一揆の拠点となりました。永禄6年から7年(1563年~1564年)にかけて、三河一向一揆により本宗寺と共に焼失。徳川家康の命を受け石川数正によって再建されています。
現在の本殿は元和5年(1619年)、三河代官畔柳寿学(くろやなぎじゅがく)が伊勢の大工河北次郎兵衛定守に命じて建立したものです。三間社勾欄付流造、檜皮葺の本殿は1931年に国宝にしてされ現在は重文となっています。徳川家関連の建築物はやはり別格的な扱いのようです。正面からでは本殿が見えないので脇に回りましょう。
本殿へ向かう脇道。
逆光ですが、檜皮葺で三間社流造の時代感のある本殿です。
土呂八幡宮の詳細は以下の同社ホームページを参照ください。
http://toro-hachiman.org/keidai/
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