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春の土岐石展 その2

水石
03 /24 2017

今回はテーマ席を見ていきます。そのテーマは「千変万化」。何しろ元は樹木だったものがさまざまな色合いの土岐石や珪化木に変化するのですから、実に当を得たテーマだと思えます。案内には、千数百万年前の樹木が倒木し、火山灰の影響により、珪素、コバルト、クロム、鉄分、マンガン等を細胞の中に取り込み、熱・圧力等により石化して、珪化木、碧玉へと変化したと書かれており、その過程が展示されていました。

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珪化木段階の展示。木の幹がそのままの形で残っています。

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写真の上部は木の幹状ですが、下部の2石は相当な変動を受けたともの思われます。

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この写真では珪化木の雰囲気を残しつつ土岐石に近くなっています。

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土岐石です。

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青碧と黄碧の混じり。こうした変化が土岐石の魅力となっています。

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碧化がここまで進むと、木の幹の雰囲気はほとんど残りません。

多分地殻変動によって木の幹がバラバラになり、礫になるまで削られて、何らかの条件により碧化が進んでこのような土岐石となったのでしょう。もしこれらの変化が一般的なものなら、土岐石がもっと沢山あっていいはずなのに、産出量が少ないのは特殊な条件が組み合わさった結果と考えるしかなさそうです。

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青碧と赤碧。

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酔石亭主

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