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尾張と遠賀川流域の謎を解く その50


今回は古物神社の程近くに鎮座する木月の剣神社を見ていきます。


鎮座地を示すグーグル地図画像。鎮座地は鞍手郡鞍手町木月1349。

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鳥居。境内はやや荒れているようです。

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御神木。

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拝殿。

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拝殿と本殿。

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本殿。

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解説板。

祭神は日本武尊、素戔嗚尊、宮簀媛命の3柱となっており、剣岳から勧請された可能性が高そうです。ただ、由緒が書かれていないので、これでは何もわかりません。史料を見ていきましょう。「福岡県神社誌」のコマ番号192に出ています。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1040130/192

表題は剣神社で社名は現在と同じです。由緒によると、日本武尊が熊襲討伐の際暫く留まった古跡で延暦13年(794年、平安京遷都の年)に神託があって初めて斎祀ったとのことです。比較的新しい年代の鎮座だと理解されます。「太宰管内志」もチェックしてみましょう。コマ番号は314です。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/766660

この由緒を見ると、表題は木月八剣神社になっています。内容面では、「文書」に當郷木月村剣大明神社務職云々、とあり、この社は今も八剣神社と号して木月・上木月両村の産土なりと書かれていました。今までの検討結果からすると、祭神に宮簀媛命が入っている以上、剣岳から勧請した剣神社とすべきでしょう。それなのに八剣神社と号しているのですから、後の時代になって本城の八剣神社から何らかの影響を受け八剣神社を号したものと思われます。

            尾張と遠賀川流域の謎を解く その51に続く

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