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コロナの春

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03 /30 2020

上記の記事タイトルだと、深刻なウイルス問題とは異なる暖かそうなイメージが漂ってきます。それもそのはず、コロナは太陽に関係する言葉であり、外層大気の最も外側にある、100万度を超える希薄なガスの層を意味していました。コロナの名前が太陽に関係するからでしょうか、太陽熱温水器や石油ストーブのメーカー、スーパー銭湯、映画館などがこの名前を使っています。

こうしたコロナのイメージや語感とは裏腹に、新型コロナの感染は日々深刻度を増しており、ここ数日の間に東京五輪の1年程度の延期が決まり、都知事は感染爆発の重大局面にあるとして、強く外出の自粛を求めました。海外ではもっと強力な外出禁止令が出されており、街はさながら戒厳令下のようなありさまです。

東京五輪に関しては、新型コロナの深刻度が増し、各国から予定通りの開催に反対する意見が続出、IOCも延期に踏み切ったことになります。ただ、世界が1年後に本当にオリンピックを開催できるような態勢になるかどうか、疑問も残ります。新型コロナが終息したとしても、後に残るのは廃墟と化したような街並みと疲弊した国々の姿です。新型コロナが世界恐慌の引き金となる可能性も否定できません。そうした要因まで踏まえて今回の決定がなされたのかが大きな疑問として残っているのです。

次に外出の自粛ですが、桜の季節に外出を自粛するのは誰でも嫌ですし、暗い気分になってしまいます。若者たちはコロナなど怖くないと威勢よくインタビューに答えてもいました。確かに、若くて健康であれば深刻な容体にまで至らず回復するでしょう。けれども、そうした人たちが動き回ることで多くの他者にウイルスを振り撒くのですから、元気な人ほど自粛すべきなのです。

自粛せずに感染爆発が起こった場合、大企業はともかくとして、多くの商店や企業が倒産し若者たちの職場はあっと言う間に奪われてしまいます。また株が暴落すれば年金や失業保険の原資が枯渇する恐れもあるのです。つまり自粛をしなければ、最も影響を受けるのは元気な若者自身となるのです。もちろんこれは若者に限らず全世代にも悪影響を及ぼします。そうした事態を避けるためにも、自分たちの将来を正しく見通して、できる限り外出は自粛していただきたいと思います。

ここまで人間としての視点から新型コロナ問題を見てきました。これを全く異なる視点から見ていきたいと思います。視点を変えれば見える光景も全く違うものになってくるからです。

私たち人類は「人類進化の謎を解く」シリーズで書いたような要因で共通祖先から別れ、ヒトになりました。そして自ら自然環境を改変し、さらに快適さを求めて、地球の限られた資源をどんどん使い、工業化を推し進め、海を越え、空を飛び、生活の場を地球全体に広げて人口を爆発的に増やし、今ではIT化で極限の効率化を追求しています。こうした活動は地球を傷つけ他の生物を絶滅に追い込みます。人類が地球の覇者として君臨し、地球全体に広がって資源を食い尽くそうとする姿は、地球の視点から見たらウイルスそのものです。地球は人類に食い尽くされる前に、そうした事態を食い止めようとして、ウイルスである人類に反撃を始めたとは考えられないでしょうか?今までもエイズやSARSなどで警鐘を鳴らしてきたものの、さほどの効果はありませんでした。

そこで人類に対してより強力な攻撃を開始したのです。新型コロナが中国を席巻していた際は、大気の汚染度が格段に低くなり、青空が広がっていました。たったの一撃が相当な効果を上げてしまったと言えるでしょう。

これからの地球は、あらゆる災害の巨大化、新種ウイルスや未知の疾病、バッタの襲来など様々な手を繰り出して、人類の活動を抑制しようとするでしょう。私たち人類はそうした地球とどう折り合いをつけていくのかが、今まさに問われているのです。
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酔石亭主

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