FC2ブログ

員弁川石の続き

水石
04 /18 2013

もう少しこの石のジャクレ具合を見ていきます。

007_convert_20130417084548.jpg
石の左側からジャクレ部分がわかるように撮影。

009_convert_20130417084613.jpg
ジャクレ部分の拡大画像。

奥の深い洞窟のように見え、真ん中が剃刀の刃か薄紙を思わせる筋状となっています。正に紙一枚の薄さです。川の激流に揉まれながらこの部分が残っているのは奇跡的です。

0041.jpg
さらに拡大。薄紙一枚の下は何と抜けています。

013.jpg
抜け部分が見えるように撮影。

薄紙一枚の下が抜けているとはっきりわかります。その右下部分も抜けています。この抜けは上のやや大きな抜け部分に接続していきます。大きな抜け部分は何と裏側まで貫通していて、裏面には大きな穴があります。

042_convert_20130417084758.jpg
裏面の穴。

021.jpg
穴の拡大画像。

このようなジャクレと大きな穴が員弁川石を面白いものにさせています。
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

No title

一般的には、員弁石は全国区的には人気は、低くはない
とおもいます。しかし、おそらく高い順位には食い込んで
いないです。
この川の石はジャグレが激しい。その景観は土中ではなく、皮着きから「岩中石」の類でしょう。
すばらしい石がありますよ!この石も、いいですね。
この石が、揚がる場所にヒントが在るようです。

Re: No title

「岩中石」とは言い得て妙ですね。

ほとんど写真でしか見ていませんが、員弁川石は良い景情の石が現在でも揚がっているようです。
この石が、揚がる場所が特にあるのでしょうか?
員弁川の特定の場所としたら、気になりますねぇ~。

No title

今現在、研究中ですが、
揖斐の支流「粕川」、「員弁川」「利根川」「多摩川」が
最も気になります流域です。
そのなかでも粕川は飛びぬけており
次いで員弁です。

わたしは、粕川・員弁川の石は静かに強力に
収集中です。
そのほかは、型がなければ無視しても良いでしょう。
わたくしは、水石家ではなく
所謂岩石の収集家に近く、鉱石・貴石の収集に
力を入れています。

No title

「日本は宝の山」です。
この意味合いをご理解いただけない方が多いようです。

わたしは、ここに随分以前から
力を注いできたんです。
形・型ばかりを追いかけていてはいけません。
大切なのはなによりも
「こころ」です。
わたくしがいう「こころ」の意味合いは「貴重」なんです。今にわかる時はきますが、そのときすでに遅しです。
「特定変成帯」がヒントです。

No title

この4つの川である「漂砂鉱床」にある
特定の石は、
ひとつー重い
ふたつー堅い・硬い
みっつー特殊光沢・・・艶ではありません。

No title

剃刀状に出来た薄い柱は
風化侵食によるのでなく
もとからそうなんです・・・
まして土中などではなく、しっかりしたメランジュでの中で
生成されたものです。ですから揖斐なんかとは比べられません。

Re: No title

粕川は飛びぬけているんですか。
私は以前粕川の酒絞りを持っていました。

鉱石・貴石の収集をされているので、鉱物学的な知識が豊富なんですね。
私の場合、鉱物や貴石、化石は若い頃趣味としていましたが、その後水石に移っています。

Re: No title

水石や鉱物に限らず、色々な意味において「日本は宝の山」ですね。

それは私のブログでも詳しく書いています。

Re: No title

「漂砂鉱床」は宝石や砂金の宝庫ですね。


Re: No title

この石を見ると、メランジュでの中で生成された岩塊であったことに由来する部分と、川で揉まれて形成されたジャクレ部分の両方があるように思えますが…。
剃刀状に出来た薄い柱がメランジュ由来であったにしても、その後川で揉まれて破損しなかったのはやはり奇跡的と思います。

No title

こんばんは

員弁川のほとんどは「青川石」からでたものです。
青川を知りお分かり戴ければその意味を
ご理解いただけると思います。

わたくしたち、水石家は
川での摩滅が如何に大きく影響しているか知っています。
ですが、あまりにもそれを水石らしくあるかのように
しているのですが、そうでもないことも知ってほしいのです。青川(員弁川)石は色目に反して硬質です。
摩滅だけでは、あれだけの質に穴を開けるのは
物理的に難しいのです。岩中で億年の歳月をかけて
生成された石だけにあって許された形です。
単に「水石」的にしか捉えられないのが
日本にとって大きな損失であり不幸です。

No title

粕川・員弁石は貴重です。

員弁は、比重3・7などという素晴らしい結果が
でています。ふつうではありえせん。
利根、多摩は学術的価値はあるでしょうけれど、
粕川・いなべには及びません。

日本の川は、ただ単なる「河川」であるとともに
「漂砂鉱床」です。世界的にも類を見ないそれです。

Re: No title

いつも詳細な解説有難うございます。

あの大きな穴の内部状態を見れば、川の磨滅によるものではないと理解されます。
岩中で億年の歳月を経て生成されたものが目の前にある驚き。
億年の歳月を越えた化石を見る時と同じ感慨が湧いてきます。

Re: No title

粕川と員弁川。

どちらも機会を見て行ってみたいと思います。
どんな石が待っているのか期待が膨らみます。

No title

青川は、比較的近いので是非おでかけください。
粕川も、春日近くがよいでしょう。

地理条件がいいので、瀬田・愛知川そして
三重では、あまりしられていませんが、
田光川という知られていない川へは
一度探石されればいいでしょう。
必ず驚きの声がでますよ!!
花崗岩に混じって「梨地のまぐろ石」がごろごろしています。
人はほとんど入っていません。
金梨系がおおく、随分ここで名石を揚げています。

No title

粕川石はなんとしても一度入手して下さい。
「麒麟石」「酒絞り石」共に貴重です。
もし手に入れられればお分かりいただけます。
「何かがちがう」と・・・
粕川はなぜに・・・揖斐ほど人気がないのか?
硬質で形が出にくい故。
水石家は、色・形を最優先します、故に青川石・春日石は敬遠された節がある。

No title

わたくしは、鉱石・化石・輝石・貴石・ヒスイ・パワーストーン・水石・庭石・貴重溶岩・銘柄石の収集を
随分私財を打って遣ってきました。
日本人は、セクト的に各分野毎に研究・収集します。
それに反しわたしは、「統一的観点に立った研究・収集」
を心がけてきました。
故に水石家・鉱物趣味者とはちがう観点に立脚した
ものの見方に執着してきました。だから人に見えない
石が見えてきたのです。

No title

一度「中野知行」氏で検索してみてください。
水石では、久保智翁先生・凡石氏を私淑していますが
凡石先生とは消息を交わした関係で色々をお世話になった人でした。それとは別の方向で尊敬しているのが
この中野氏です。有名な方でもあるので、ご存知家も知れません。この氏は、非常にスタイルが私と似ていると思えます。この方の発見した物が大変物議を醸したんです。

No title

現代版インディージョーンズとまではいかないとしても
日本はまだまだ未知の「もの」にかこまれています。
決して夢物語では無いです、

姫川には,中野氏が見出した「石」と同じものが揚がります。しかし、わたしには、それそのものは、あるものの「かす」のように思えます。
宝石的価値のあるものが「かす」とはおだやかではないですね。姫川はある地域が大昔大地震で地すべり
を起こしてそこに至ったようです。数百キロものの大地
が移動したことになります。その元の場所が問題です。

No title

そこは、大火山帯であり、ということは
そこにマグマが吹きあがったということです。
マグマが噴くということは何がいいたいか?
というと海水及co2が鉱石に取り込まれてしずんだと
いうことです。それが第一マグマとなった噴きだすということだと思います。

沈み込んだ「もの」と沈み込んだものを
押し上げた「もの」が非常に問題です。
世界に類を見ない「宝石」がでる条件です。
それがもし見出されたならば「歴史」が変わるでしょう。
ですから、わたくしがいう「視点」がとてもたいせつです。

No title

今、水石収集家さまみなさまにことある毎に
問いていますが、いまひとつおわかりいただけない。
だからいまだに、それを目の当たりにしても
理解できないのですから、わたしにはとてもありがたいのです。
しかし、故に現代のこの時までそれとわからなっかた。
そうです、国家的にはまた民族的にはおおきな損失です。山・川には未知の石がねむっています、
形ばかり追うのではない「内相」に眼を向ける
たいせつさを知って欲しいんです。


No title

すみません
前述の「co2]
は「H2O」のまちがいです。

Re: No title

秘密の探石場所を教えていいのですか?
でも、有難うございます。
水石に限らず歴史探索でも行きたいところが山ほどあってどうしようか悩んでしまいます。

Re: No title

水石のみならず歴史探索も総合的・俯瞰的・統一的視点から見ないと、木を見て森を見ずに必ずなってしまいます。

Re: No title

色々奥深い世界をご存じなんですね。
私は個人的趣味でやっていましたので、大家と言われる方たちにお目にかかったことはありますが、お付き合いはありませんでした。

Re: No title

憂国の志が文面から伝わってくるようです。

Re: No title

姫川は若い頃何度か行きました。
糸魚川・静岡構造線に沿った場所で大変興味深い地だと思います。
確か最近はジオパークになっているとか…。

酔石亭主

FC2ブログへようこそ!