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神居古潭石


神居古潭石は石狩川中流域の神居古潭一帯で産出する石です。神居古潭変成帯の岩石が転石となり、急流で洗われ水石となって私たちの前に姿を現してきます。神居古潭には一度だけ行ったことがあり、結構大きな石を持ち帰りました。石屋さんなどでも数十個程度の神居古潭石を見ています。しかしこの石は…。

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神居古潭石です。高さ23cm。

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拡大画像。

この石は明らかに蛇紋石です。ただ、川石とは思えません。雨生山石と同じような土中石に見えます。変成岩帯は長く伸びているので、そうしたエリアの山で掘られたのでしょうか?残念ながら酔石亭主の知識では、詳しいことはわかりません。いずれにしても、かなり古い時代に揚がった石のようで、砥石で削りペーパーを掛けたような痕跡があります。

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背景を変えて撮影。

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拡大画像。

これだけの高さがあると、床の間で飾っても映えます。手が入っていなければもっといいのですが、どうにもならないですね。
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No title

こんばんは

肌目と皮目の調和がいいですね
立石の景は、古潭にはめずらしい。
硬質感が出ていますね。
古潭には無い芸曲はすばらしい。

No title

蛇紋石は古潭を語るに避けてとおれない程
1セットになっているようです。

蛇紋岩は上部マントルのオリピン(カンラン)石の
変成体のひとつですから、
沈み込み帯相から浮上した、と いえるでしょう。
そこから古潭も沈み込み帯からきたといえます。
同時に「ヒスイ」も古潭相から出ますから
同じところからの産と考えられます。

No title

日本では、沈み込み帯の宝庫で世界でも一番ともいえます。
それにしても変ですね、なぜかといえばそこまで
大沈み込み帯相をもちえる日本からは
それと思える輝石・貴石・鉱石・宝石はいまだ
産したとか、出たなどという報告はありません、
たかが「ヒスイ」レベルでしかありません。

ヒスイの沈み込み相は20~40キロまでの地中です、
しかし、日本の中央では大火山帯となっており
そこは地中約60~90キロから浮上してきた
沈みこみ相の石が地上の残留風化鉱床に産されても
おかしくありません。
これはあくまでも、「仮定」ですが・・・
蛇門岩メランジュのよる捕獲が成立しなかったという
ことでしょうか?!
わたくし的には、もし!?地底深くから捕獲されて
浮上してきた石は「宝石」の範疇を超越した石で
あってもおかしく無いと考えます。


Re: No title

この石は、立石以外の見方もできます。
例えば水盤を使い洞門に見立てることも可能です。
ただ、実物は見られるのですが写真撮影すると今一つです。。

Re: No title

詳細な解説有難うございます。

日本の地質構造は謎が多そうですね。
そのせいか、日本の歴史も同様に謎が多いようです。
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