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東三河の秦氏 その14


平井八幡社を出て、柏木浜方面に向かうと途中に善福寺というお寺がありました。

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善福寺です。何の変哲もない小さなお寺です。

境内(山門の手前)に菟上足尼命御休憩跡の石碑がありました。

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石碑です。

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石碑に関する「小坂井町誌」記事。

柏木浜に上陸後、この地を仮の住まいにした所と書かれています。言い換えれば善福寺が菟上足尼命の宮造りの場所だったのです。善福寺の由緒を調べたところ大略以下のような内容となっていました。

創立年代は度重なる大洪水や火災のために知ることはできないが、菟上足尼命とは深い縁がある。往古菟上足尼命が平井の郷柏木の浜へ安着された時、平井の郷人伴松鶴の祖が命を奉じて田園を(善福寺境内)捧げて宮を造られた。…中略… 命の宮邸地としては現在の善福寺の地であろうと想像することができる。

以上から菟上足尼命の宮は善福寺境内にあったと推定されそうです。当時善福寺が存在していたかは史料がないので不明ですが、実際問題として雄略天皇の時代に仏教寺院があったとは思えません。仮宮あるいは宮跡にお寺が建立されたと言うところでしょう。いずれにせよ、菟上足尼命の伝承地は八幡社から柏木浜までの狭い範囲内に存在していたと理解されます。

その後菟上足尼命の霊は小坂井の地に遷せられ、菟足神社の創建へと繋がっていきます。やはり中央構造線に沿った豊川を遡る形でストーリーが動いているようです。と言うことで、善福寺を後にして菟足神社に向かいましょう。

                東三河の秦氏 その15に続く
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