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ハモとハタハタに思うこと

日々の雑感
07 /25 2010

今年の夏は本当に暑いですね。今まで冷房をかけて寝ることなどなかったのですが、さすがに今年はそうはいきません。

夏になると京都ではハモ(鱧)が料亭などで盛んに供され、季節を彩る風物詩になっています。ところが、なぜか関東で鱧を見かけることはほとんどありません。その理由を関東と関西の食文化の違いだけで片付けるのは乱暴な議論です。ではどんな視点からみればいいのでしょう?

酔石亭主はまず鱧という漢字に着目してみました。鱧を分解すると魚偏に豊です。豊は言うまでもなく豊国の秦氏であり、秦氏の拠点は京都です。だから鱧は京都を中心に供されるのだろうと考え、Wikipediaで検索してみました。

関西と関東の文化の違いが現在に至るまで如実に現れている食材の一つである。関西においても鱧は夏の高級食材であるが、スーパーにおいても鱧の湯引きなどは広く販売されており、生活に密着した食材である。一方、関東においては高級日本料理店以外ではあまり目にかかることはなく、生活に密着した食材とは言えない。消費量も関東の鱧消費量は関西の十分の一程度である。同様の食材としてはフグ、逆に東日本で人気の高い食用魚としてマグロなどがあげられる。
ハモの水揚げが多くない京都においてなぜハモを食べる文化が発達したかについては、輸送技術が発達していなかった頃、夏に京都まで生きたまま輸送できた、生命力の非常に強い数少ない魚だったことによる。また、一説には養蚕が盛んで京都へ絹糸を供給していた大分県中津市の行商人などが京都へ食文化を伝えたとも、一説には中津藩の隣接する天領日田に招聘されていた京の料理人が往来の途中に隣国中津の漁師から「骨切り」の技術共々を教えられ持ち帰ったとも言われており骨切り技術の発祥地である中津市の料理人が伝え現在につながっている。


いかがでしょう?大分県中津市とは秦王国があった豊前国で、養蚕は秦氏の得意技です。たかが魚の名前にも深~い意味があり、その背後には直接的にではないにせよ、秦氏に関連する事柄が出現していたのです。

次がハタハタです。これはもう言うまでもありません。ハタハタは神である秦氏の名前から取られています。だからハタハタは漢字では鰰で、神の魚となるのです。ちなみにWikipediaでは以下のように記されています。

秋田県の県の魚に指定されている。秋田県では雷の鳴る11月ごろに獲れるのでカミナリウオの別名で呼ばれる。一般にハタハタは漢字では「鰰」(魚偏に神)と書くが、上記の理由から「鱩」(魚偏に雷)と書く場合もある。また、冬の日本海の荒波の中で獲りにいくことが多いから「波多波多」と書くこともある。

言葉は一種の記号ですが、その背後には必ず何らかの意味が含まれています。特に秦氏の場合、彼らと関連のある言葉の背後には様々な意味が隠し込まれていると見て間違いありません。どんなに小さなヒントでも見逃さないようにしないと、秦氏の謎の深奥にまで迫ることはできないのです。
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酔石亭主

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