尾張氏の謎を解く その89


丹波の謎探索もほぼ終わりになりましたが、最後にもう一か所訪問します。それが天照玉命神社(あまてるたまのみことじんじゃ) です。鎮座地は京都府福知山市今安961。 


鎮座地を示すグーグル地図画像。

292_convert_20150813084339.jpg
境内。

293_convert_20150813084413.jpg
解説石板。

294_convert_20150813084510.jpg
拝殿。

295_convert_20150813084542.jpg
解説板。画像サイズを大きくしています。

第13代成務天皇の時代に、丹波国造である大倉岐命(「元伊勢の秘宝と国宝海部氏系図」によれば、天火明命16世孫)が祖神の天火明命を祀ったものと書かれています。解説板は天火明命を祭神としていますが、天照大神が祭神で丹後から伊勢へ遷座される時に立ち寄った場所(元伊勢)との説もあるようです。立ち寄り場所を元伊勢とするのであれば、この場所も元伊勢と言えるかもしれません。

次に、大倉岐命が祖神の天火明命を祀ったと言う部分を横に置き、もう少し別の視点から考えてみましょう。社名の天照玉命神社から、天照玉命=天照御魂で天火明命が祭神になるとの筋も見えてきます。その場合、鏡(天火明命)を奉じる彦坐王(丹波道主命)の軍勢が丹波に向かう、或いは丹波から大和に帰る途中の立ち寄り場所だったから祭神が天火明命になったとも言えそうです。さらに、彦坐王の軍勢は天照大神(八咫鏡を奉じる豊鋤入姫命一行)を警護しつつ移動したとの前提で考えれば、祭神を天照大神とする説も正しそうに思えます。

この神社が元伊勢かどうかは何とも言えませんが、彦坐王との関連で考えることは出来そうです。

297_convert_20150813084634.jpg
拝殿と本殿。

端正な社殿と大きな杉が神域感を高めています。

296_convert_20150813084715.jpg
福知山市の名木とあります。

299_convert_20150813084757.jpg
解説板にあった校倉造りの宝庫です。

以上、丹後と但馬を合計3.5日ほどかけて探索し、丹波の謎解きに必要な最低限の場所は何とか訪問できたようです。けれども、あまりに駆け足過ぎて、本来見るべきはずの神社などが漏れているのも事実です。その意味ではまだまだ不十分が、訪問できていない先はまたの機会に行ってみたいと思います。

と言うことで、ようやく丹波編も終わりました。彦坐王(丹波道主命)率いる伊福部氏を主力とした遠征部隊に海部氏も加わり、美濃・尾張へと向かう段階に至ったのです。本シリーズはまた暫くお休みをいただき、美濃・尾張編の構想が固まり次第再開したいと思います。

          尾張氏の謎を解く その90に続く
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

酔石亭主

Author:酔石亭主
FC2ブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
最新トラックバック
月別アーカイブ
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
最新コメント
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる