近江探訪 その25


三上山の遥拝を終え御上神社(みかみじんじゃ)に向かいます。

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鳥居の向こうに楼門が見えます。

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楼門です。重文ですが、お寺の山門のような雰囲気です。

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解説板。

滋賀県神社庁のホームページにはもう少し詳しく書かれていますので、以下部分的に引用します。

祭神天之御影命は、第七代孝霊天皇六年、三上山に降臨になったので、神孫の三上祝等は三上山の巖の磐境を、神体山と斎い定めて、約一〇〇〇年の間奉斎された。山は標高四二八米で山麓から山頂まで、岩磐が連って山頂には、大きな磐座がある。奈良朝に至って、天正天皇の養老二年藤原不比等が勅命を拝して、飛弾の工匠を造営使として、榧木原と称せられた現在の榧の木で、社殿を造営して奉遷鎮祭された。本殿の背面には、扉を設けてあるが、これは祭典時にお山を拝んだ神体山信仰の遺構を示している。

ホームページは以下を参照。
http://www.shiga-jinjacho.jp/ycBBS/Board.cgi/02_jinja_db/db/ycDB_02jinja-pc-detail.html?mode:view=1&view:oid=498

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拝殿です。これも重文となっています。

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本殿を正面から撮影。国宝です

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本殿解説板。

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檜皮葺の本殿を斜めの位置から撮影。

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斜めの位置からもう一枚。

この角度が全体の雰囲気を見るにはよさそうです。湖東三山で見てきた和様建築の本堂を小さくしたような形の本殿です。神社建築としては特異で小振りな建物ではありますが、全体のバランスがよく取れており、屋根の反り具合や白壁の対比など美的感覚を刺激する優美さに溢れています。

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本殿隣の若宮神社社殿。

重文です。こちらも檜皮葺ですが、神社建築としては一般的な一間社流造となっています。

同社祭神の天之御影神の女である息長水依比売(おきながのみずよりひめ)は彦坐王の妃になっています。尾張氏の謎解き丹波編で彌加宜(みかげ)神社をアップしていますが、祭神は天御蔭命で丹波道主命(=彦坐王)が祭り給うところなり、とあります。

天御蔭命は、籠神社発行の「元伊勢の秘宝と国宝海部氏系図」において天火明命の11世孫として記載され、一方海部氏の「勘注系図」によると3世孫に倭宿禰命がいて彼の亦名が天御蔭命となっています。色々複雑な要素が絡み合っていますが、近江は息長氏や彦坐王の影響が大きい地域だと理解されます。

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