一宮市のうだつ建築


以前にグーグルのストリートビューをコピーした形で一宮市のうだつ建築をアップしています。場所は愛知県一宮市大宮5丁目2-14。八百宮酒店と言う名前のお店です。いずれ訪問してみたいと思っていましたが、その後一宮市へ行く機会があり、写真に収めてきました。

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八百宮酒店さんのうだつ。

街路樹が邪魔になり二本のうだつをいい角度から撮影できません。ちょっと残念ですが、面白いことに、このうだつはむくり屋根(なだらかな曲線を描くうだつの小屋根)となっています。むくり屋根のうだつは美濃市に例があるだけで珍しく、うだつ先端部もかなり装飾性があって、これまた美濃市のうだつに似ています。

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位置を変えてみましたが、まだ街路樹が邪魔しています。

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逆方向から二階部分を撮影。

見えなかった側のうだつや、むくり屋根のラインがはっきり確認できます。

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うだつ屋根の全景を撮影。

青空を区切る曲線の美しさは見事で爽快感もあります。これほどのうだつ建築が一宮市にあるとは驚きです。二階部分の高さからして明治時代の建物のように見受けられます。確認のため、お店に入ってご主人に建築時期をお聞きしました。お答えは、30年ほど前の昭和の終わり頃に建てたものだとのこと。酔石亭主の推定は見事に大外れです。

しかしこのうだつは、あちこちに見られる現代のうだつと異なり、時代感や風格を漂わせています。うだつ先端部の装飾が美濃市のものに似ている点もお聞きしたところ、美濃市の小坂家住宅を模して建てたとのこと。小坂家は江戸時代から続く造り酒屋で、その建物は国の重文に指定されおり、美濃うだつの最高峰となります。以前訪問した際は中に入ってお酒を買い求めました。小坂家は外観だけでなく、内部も実に素晴らしく必見です。

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正面から撮影。

このランプは明治時代のものとのことでした。その当時もうだつを上げていたのかお聞きしたところ、うだつは上がっていなかったそうです。八百宮酒店さんのうだつ建築は新しいものでしたが、本格派の建物であり高い価値があるのは間違いないと思われます。

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こんな洋館も近くにありました。色調は変えています。


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