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ワンダ―アイランド江の島の謎を解く その3


前回、江の島に亀が多いのは蓬莱山である江の島を支えるため、と書きました。「では江の島のどこに亀がいるのか?」と疑問の声が上がるでしょう。江の島の亀については以下の写真を参照ください。

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中津宮近くの亀石。

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実際の亀。

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奥津宮の八方睨みの亀。

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解説板。蓬莱山を背負うと書いてあります。

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岩屋の遊歩道下の海中にいる亀。この亀は海中の岩を彫って作ったものです。

江の島のあちこちで見られる亀は、竜宮城とも関係が深い動物です。浦島太郎伝説によれば、亀を助けた浦島太郎は竜宮城に案内され、楽しい時を過ごし、戻ってみたら知る人は誰もおらず、玉手箱を開けたら白い煙が出て白髪の老人に変わり、既に三百年の時が経過していた、とされます。

だとすれば、江の島にも浦島伝説があるのでは、と思いたくなって見回すと、まず片瀬江ノ島駅は竜宮城そのものです。

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片瀬江ノ島駅。

瑞心門も竜宮ですね。

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もう一度瑞心門の写真。

竜には玉が付きものですが、龍口明神社の祭神は玉依姫です。浦島伝説こそ姿を消したものの、江の島には竜宮城に関連するキーワードが存在していると思われます。ちなみに、横浜には浦島伝説が残っています。

次に中津宮を見ていきましょう。

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中津宮です。朱色が実に鮮やか。

お隣の弁天堂(法隆寺夢殿を模した八角堂)内にかの有名な弁財天が鎮座しています。

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弁財天(弁才天)です。

撮影禁止なので、外に掲げられた写真を撮ってきました。(見られる写真ではありませんがご容赦のほど)この写真では琵琶を弾いていますが、実物は琵琶を持っていません。また弁財天の下には座布団が敷かれています。なぜかというと、ちょっとお見せできない部分を覆うためなのです。大和岩雄氏の『天照大神と前方後円墳の謎』(六興出版)には女陰を見せた弁財天の写真が掲載されています。

弁財天はインドのサラスヴァティー川を神格化した神です。日本においては銭洗い弁天に象徴されるように、お金が増えるという要素が強くなって弁財天と表記されています。また中世においては、頭に人首蛇身の像を乗せた宇賀弁財天像が作られました。なぜ宇賀神と弁財天が習合したのか不明ですが、両者合体により異様な神になったことは確かだと思います。

江の島は断層線に沿って海が深く入り込み、東と西に山が分かれたような状態となっています。

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切れ込んだ断崖。ちょっと怖いくらいです。

中津宮から奥津宮に行く途中には、出桁造りの商家が向かい合い、ずらっと並んだ桁が独特の形状を見せ魅力的な景観を作っています。

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商家の写真。

江の島には江戸中期の変わった庚申塔があります。

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庚申塔の写真。

この庚申塔は群猿奉賽像庚申塔と呼ばれ、何と36匹もの猿がそれぞれ異なった姿態を見せています。

        ―ワンダーアイランド江の島の謎を解く その4に続く―


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