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御霊神社の面掛行列


昨日は長谷・坂ノ下の御霊神社にて鎌倉随一の奇祭、面掛行列(ハラミット行列=孕み人行列)が執り行われました。神楽の奉納に引き続いて、14:30頃参道の真ん中辺りから行列が出発します。狭い参道は見物の人たちで溢れ返っていました。

先頭は天狗面の猿田彦です。天孫降臨に際して先導役を務めた神だから先頭に立つのでしょう。

猿田彦
「猿田彦」。

一番が「爺」です。やたら顔が大きいのですが、何となく哀感が漂い惹きつけられる面でした。

爺
「爺」。

二番が「鬼」です。印象の乏しい面と見受けられました。もっと厳しい表情だったら良いのですが……。

鬼
「鬼」。

三番の「異形」です。色黒で鼻が長く、恐ろしい形相の面です。どう見ても日本人がモデルとは思えません。

異形
「異形」。

四番は「鼻長」です。これも西域渡来の人物を彫った面でしょう。かなり異様な面という印象を受けました。

鼻長
「鼻長」。

五番は「烏天狗」。人の面というよりほとんどカラスですね。インパクトには欠ける面だと思われました。

烏天狗
「烏天狗」。

六番は「翁」面です。髭も木彫りされていますので、顎が長い面という雰囲気が強くなって、翁らしい印象が薄くなっています。髭の部分は白い毛をつけるべきではと……。

翁
「翁」。

七番の「火吹き男」ヒョットコです。通常ヒョットコはひょうきんな表情の面のはずですが、この面の顔は青黒く一番怖い面に思えました。古代の原始的な製鉄法で火を吹き続けると、顔から血の気が失せて青くなるでしょうが、そのイメージで彫られたとしたら凄いですね。

火吹き男
「火吹き男」。

八番は「福禄寿」。写真を撮る角度で表情が変わり、撮影しにくい面でした。福禄寿というより、萎びたお爺さんという印象の面です。

福禄寿
「福禄寿」。

九番が「おかめ」です。頼朝が懐妊させた隠れ里の娘の姿です。頼朝はブス好みだったのでしょうか?面を被るのは男性で、妊娠でお腹が大きくなった姿をより強調させています。そもそもこの行列は、頼朝が娘を懐妊させてしまったので、里人に一日限りの無礼講を許したことから始まったとされています。ですから、おかめがこの行列の主人公ですね。

おかめ
「おかめ」。

十番は「女」です。赤ちゃんの取り上げ役といったところでしょうか。影の役割のせいか印象の薄い面です。

女
「女」。

行列
行列。

行列2
もう一枚。

神輿2
神輿。人波の中を行きます。

神輿
神輿。

旗持ちの子供
旗持ちの子供たち。可愛いですね。

以上、それぞれに個性的な面が練り歩く鎌倉の奇祭の名にふさわしい行列でした。なお面掛行列に関しては「鎌倉の谷戸を巡る その15、16」(6月3日、6月4日付)にて解説していますのでご参照ください。
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