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下呂散策


4月に、たまには日帰りの温泉でも楽しもうかと言う目的で、女房殿と下呂に行ってきました。下呂温泉は草津・有馬と並ぶ日本三名泉の一つとされますが、これは林羅山が自著でそう書いただけの話で、客観的な根拠はありません。不思議なのは下呂温泉の始まりで、1000年も前に現在の下呂駅の東3.6㎞(直線距離)に位置する湯ヶ峰(1,067m)の山頂付近に温泉が湧出したとされています。歴史の古さは素晴らしいことですが、なぜ山頂付近などで温泉が出るのか不思議だったので、調べたところやはりこの山は火山でした。

湯ヶ峰は粘性の高い溶岩ドームで作られた径1kmほどの小規模な火山体であり、活火山とは言えないものの、10~12万年前という比較的若い火山だそうです。だから山頂付近から温泉が湧出したのでしょうが、それを誰が発見したのでしょうね?地元の猟師でしょうか?その後1265年には湧出が止まり、一方で飛騨川の河原に湧出が確認され、その後何度となく飛騨川の氾濫で被害を受け、安政の大洪水で壊滅的な状況となりました。大正時代になって温泉復活のため採掘がはじまり昭和初期の1931年に湯之島館が開業の運びとなった訳です。下呂温泉は長い歴史を持ちながらも、苦難の時代が長く続いたことになります。

旅費の節約のため、下呂へは名鉄で新鵜沼駅に行き、JRの鵜沼駅から美濃太田駅に、美濃太田駅から下呂駅と言うおよそのんびりした旅程となりました。写真撮影はしていませんが、途中下麻生駅近くには二軒のうだつの上がった家があり、また飛水峡はなかなか見事な渓谷美を見せていました。渓谷の岩は濃い茶色で圧倒的な存在感があります。下呂駅で下車すると吹き抜ける風が甘く爽やかに感じられました。

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車窓から撮影。

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駅に沿って植えられた八重桜。

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もう一枚。

駅からすぐの場所に巨大な温泉旅館である水明館がどんと鎮座しています。その中にあるレストランで食事をして、水明館の温泉に入りました。泉質は大旅館だけに特筆するものはありません。この旅館は全国温泉旅館ランキングの7位になっているようです。酔石亭主は温泉の泉質が最も重要と考えていますので、このランキングは巨大旅館ランキングかななどと思ってしまいます。

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さわやかな風が吹き渡る飛騨川の橋。

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橋を渡ったこの辺りが温泉街の中心でしょう。

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ズームします。


下呂の位置を示すグーグル地図画像。

下呂駅、水明館などが確認できます。
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