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前門の虎、後門の狼


昨夜の富士宮近辺を震源とした地震には本当に肝を冷やされました。もちろん揺れの大きさにではなく、その発生場所に対してです。この地震が何を意味するのかは専門家の解析を待つしかありませんが、いずれにせよ、関東圏に居住する私たちは今後とも十分な注意が必要であろうと思います。

福島原発も引き続き極めて深刻な状態にあり、正しく前門の虎、後門の狼となってしまいました。

今後何に注意すべきなのか、酔石亭主なりに纏めてみたいと思います。なおこれはあくまで個人的な見方であり、そうしたご理解の上でお読みいただきますようお願いします。地震や原発事故が発生すると風評被害が起きるので、そうしたことは避けたいと思っています。

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電子国土画像。

昨日のブログでも書きましたが、伊豆半島を挟んで八の字状になっている赤い線の内側がフィリッピン海プレートです。そして相模湾側の赤い線が相模トラフと呼ばれています。相模トラフはフィリッピン海プレートと北米プレートの境界となります。

一方駿河湾側が駿河トラフです。駿河トラフはフィリッピン海プレートとユーラシアプレートの境界となります。

昨日の地震の震源はこのフィリッピン海プレートの先端部、すなわち相模トラフと駿河トラフが交わる地点付近で発生しています。

相模トラフ側は大正12年(1923年)に発生した関東大震災の震源域となり、他方駿河トラフは発生が予測される東海地震の震源域となり、それに連動して東南海地震(東海道から紀伊半島)、南海地震(紀伊半島から四国沖)が発生する可能性も指摘されています。

つまり昨夜の地震は、日本に巨大な被害をもたらすはずの二つのトラフ先端部で発生したことになり、その事実に肝が冷えたのです。

関東大震災(関東地震、神奈川県西部地震)はフィリッピン海プレートが北米プレートの下に潜り込み、北米プレートが跳ね上がって発生したと思えるのですが、実際には多少異なっているようです。一応書いてみますが、専門家ではないので間違いがありましたらご容赦ください。

フィリピン海プレートは、既に書いたように本州の北米プレートの下に沈み込もうとしています。でも一方で、その手前に伊豆半島があり既に本州に衝突してこれ以上動けない状態となっていますね。

するとどうなるでしょう?当然伊豆とプレートの間が引き裂かれたような状態になるはずです。そうして形成されたのが西相模湾断裂(フィリッピン海プレートの裂け目)で、この断裂が破壊されて発生するのが神奈川県西部地震であり、関東地震は相模トラフを震源とするプレート境界型地震です。関東大震災はこの両者が絡み合って発生したと考えられます。

神奈川県西部地震はおよそ73年周期で発生していますので、1923年の次は1998年前後と見られていたのですが、まだ発生していません。今回の富士宮の地震がフィリッピン海プレートの裂け目に影響を及ぼすのかどうかが気になるところです。

同様に昨夜の地震が東海地震に影響を及ぼさないか懸念されます。地震の専門家のきちんとした見解をぜひお聞きしたいと思います。

もう一つは、富士宮の地震が富士山の足下で起きていることです。この地震が富士山の噴火を誘発しないか気掛かりです。専門家はそのような兆候は見られないとしているようなので、それを信じるしかありませんが…。

以上駆け足で書いてみました。私たちが今できることは、東北から関東にかけて津波被害に遭われた方たちに対する物心両面からの支援と、原発事故がこれ以上拡大しないよう祈ること、今後発生するかもしれない地震や災害への備えを怠りなくしておくことでしょう。
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