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朱のある光景


今朝は空気も澄んで木々の緑が目に鮮やかです。こんな朝は滅多にありません。同様に滅多にないのは、街を歩いていて朱色を目にすることです。

ところが特定の場所では必ずと言っていいほど目に付きます。そう、神社です。ただ、全ての神社が朱色を使う訳でもありません。特に多いのは稲荷系の神社です。

なぜ稲荷系が多く朱を使うのでしょう?朱は死と再生を象徴する色で、死と再生を司る秦氏にとって最も適して色だったからです。日本もまた死と再生を象徴する国であるため、その国旗は白地に赤く、となっているのです。

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江の島中津宮の朱色。いつ見ても目が覚めるような鮮やかさです。

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江の島の大鳥居。これだけ見上げる鳥居も珍しい。

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絵馬も朱色のように見えます。

朱の音は「シュ」です。シュには首長の首、神である主、酒など重要な言葉に使われます。また「ス」もスメラミコト、スサノオ、崇神天皇など重要な言葉と結び付いています。なぜでしょう?それは、シュ、スの音がシュメール(スメル)に由来するからです。

シュメールはsumerですが、一方、仏教やヒンドゥー教の根本的宇宙観を示す須弥山はsumeruと書きます。ほとんど同じですね。釈迦の祖先はシュメールとされ、須弥山はシュメールの聖塔ジッグラトを意味します。つまり日本に流入した仏教の根本はシュメールにあったのです。仏教伝来は538年とされていますが、それ以前に秦氏が部族の私的信仰として持ち込んでいます。

こうした事情から朱は死と再生の色、神社に適する色となって現在の私たちが目にするのです。神社にお参りする際は、願い事だけではなく、遠い文明発祥の地シュメールにも心を馳せましょう。
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